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関西トピックス 外食

日本文化発信する西日本のグローバル旗艦店/くら寿司

投稿日:2021年4月22日

〝浪速の祭り〟「くら寿司 道頓堀店」

「浪速の祭り」をコンセプトにした「くら寿司 道頓堀店」(大阪市)が、4月22日にオープンした。
大阪を中心とする西日本において、外国人などにジャパンカルチャーを発信するためのグローバル旗艦店で、コロナ終息後のインバウンド復活を見据えた新店舗でもある。

オープン前日の4月21日に行われた発表会には、お笑いの聖地・道頓堀に馴染み深い、陣内智則とマヂカルラブリーが登壇。
マジラブの2人は、オリジナルネタの「くら寿司バージョン」を披露したが、会場ではややウケにとどまった。

また、「くら寿司 道頓堀店」でオープン記念商品として提供されるのは、アメリカくら寿司で人気の「ゴールデンクランチロール」「タイガーロール」と、台湾くら寿司で人気の「あぶりサーモン照りマヨ」「赤えび辛味だれ」に加え、大阪発祥の郷土料理である箱寿司をイメージした「大阪箱寿司」の計5品。
くら寿司の人気メニューなどを吉本興業所属の芸人に例えるゲームでは、陣内智則が「大阪箱寿司」を吉本新喜劇メンバーと答えた。大阪といえば道頓堀、道頓堀といえば「なんばグランド花月」での吉本新喜劇ということで、大阪・道頓堀と吉本芸人との絆の深さを示した。

開店記念の限定メニュー5品

「くら寿司 道頓堀店」は、国内初のグローバル旗艦店として昨年1月に開店した「くら寿司 浅草ROX店」に続く2号目の店舗で、日本らしさや和食文化などを外国人に伝える「観光と食事を同時に体験できる店」がテーマ。
白木づくりの店内をはじめ、店舗入口横の壁に飾られた巨大な浮世絵、提灯85個が飾られた提ウォール、ボックス席の暖簾など、日本を象徴する数々の伝統工芸品が店内を彩っており、これらはフォトスポットも兼ねている。
外国人に大好評のオリジナルガチャ「ビッくらポン」も、当然ながら健在する。

座席はボックス席中心の計204席で、1人用・3人用のカウンター席も設けられている。
また、入店受付から座席での注文・精算に至るまで店員と対面することなく、すべてを非接触で完結することができるのも大きな特長のひとつ。画面に触れない「タッチレスセルフ案内機」など最新機器の導入により、コロナ対策としても万全を期したニューノーマル店舗の見本店としての役割も担っている。

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