サステナビリティ評価のグリーンスター初掲載
日本ミシュランタイヤ(東京都、ポール・ペリニオ社長)は、「ミシュランガイド京都・大阪+岡山2021」(10月9日発売)の発表会を10月6日にオンラインで開催。
ポール社長は会見で、「ミシュランガイドを発刊することが、コロナ禍で苦しむ外食・ホテル産業を救う最善の道」と応援を約束した。今回は岡山の店を初掲載。京都と大阪の三つ星、二つ星の店は全店が星を維持して新規掲載店はなかったが、新たにサステナブルな店を評価するグリーンスターを採用。同基準はヨーロッパ版などでは採用されているがアジアでは初。食材の無農薬自家栽培、フードロス削減、フードマイレージ軽減、環境保全などに積極的に取り組む飲食店を評価した。京都は「高台寺 和久傳」「美山荘」など5軒、大阪は「柏屋」「寺田」の2軒が選ばれた。
星の獲得店では、京都は三つ星(そのために旅行する価値のある卓越した料理)7で日本料理「菊乃井 本店」「瓢亭」など。二つ星(遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理)は19。「高台寺 和久傳」「草娃 なかひがし」「美山荘」はグリーンスターも獲得。一つ星(近くに訪れたら行く価値のある優れた料理)は84で新規13。ビブグルマン(価格以上の満足感が得られる料理)は106で新規22。
大阪の三つ星は日本料理「柏屋」「太庵」など3。二つ星は12。一つ星は81で新規7。ビブグルマンは111で新規23。岡山は二つ星で日本料理「喰切料理 八方」など2。一つ星は18、ビブグルマンは28だった。
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