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免疫力アップの注目食材/雪国まいたけ

投稿日:2020年8月27日

まいたけ100g分のビタミンD摂取で新型コロナに負けない身体づくり

女子栄養大学栄養学部の上西一弘教授

新型コロナウイルス感染症に負けない身体づくりに、免疫力をアップすることが効果的と言われている。中でも、有効成分の代表格とされているのがビタミンDであり、効率的にビタミンDを摂取できる「まいたけ」が今、注目を集めている。

まいたけ製造販売メーカー大手の雪国まいたけが8月27日に開催したメディアセミナーでは、まいたけに多く含まれるビタミンDの特有成分や効率的に摂取する調理法、購買状況や消費者の注目度などについて発表された。

ビタミンDは日光浴することで体内生成される栄養素だが、近年の紫外線対策やコロナ禍における外出自粛により、ビタミンD不足が懸念されている。
一方、体内に侵入してきた細菌やウイルスを撃退する免疫細胞をサポートすることから、新型コロナウイルス感染防止対策として免疫力アップが効果的であるとされ、世界中でビタミンDに関する研究が進められている。

ビタミンD効果として、カルシウムを吸収促進して骨の健康維持に役立つことが知られているが、近年、筋力維持や糖尿病・高血圧・循環器疾患・がん・アレルギー予防などにも役立つことが判明。
しかし、日本人(成人)のビタミンD摂取基準はアメリカ・カナダなどよりも低く、今年、諸外国並みに引き上げられた。これまでの1日の摂取目安量は5.5μgから8.5μgとなったが、実際の摂取量は日照による体内生成分も含め、アメリカ・カナダ人の15μgに対し、日本人は5.5μg程度となっている。

女子栄養大学栄養学部の上西一弘教授によると、紫外線対策や外出自粛などによる影響で体内生成のみによるビタミンD摂取には限界があり、食事やサプリメントなどで補う必要があるという。
ビタミンが多く含まれる食品は魚やキノコ類で、含有量は、魚では鮭(1切60g当たり25.6μg)、キノコ類ではまいたけ(生)(100g当たり4.5μg)が突出している。
まいたけは、糖質・塩分・油分などが極めて低いため幅広い世代や体質の人が摂取するのに適した食材で、一年中安定供給され比較的安価な点も魅力である。

なお、上西教授が実施した日照量の少ない冬期でのヒト実験では、4週間毎日まいたけ100gを摂取した10名と非摂取者10名とでビタミンD血中量を比較したところ、摂取者は一定量を維持し続けられたものの、非摂取者は日照不足により体内生成では追い付かず低下した。

ビタミンDは加熱しても栄養価が損なわれず、油と一緒に摂取することで吸収力が高まる。
1日100gのまいたけ(生)を料理して食することで、免疫力アップが大いに期待できる。

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