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スペインCAVA「カステルブラン」でブランドセミナー/国分グループ本社

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取扱開始を前に最高醸造責任者が初来日

セミナー後には国分関係者とともにフォトセッション

国分グループ本社は、スペイン・カヴァ「カステルブラン」を6月3日から販売開始することに先駆け、ブランドセミナーを5月22日に品川プリンスホテル・アネックスタワーで開催した。

テイスティングするサルダ最高醸造責任者

セミナーにはカステルブラン最高醸造責任者のジョセップ・サルダ氏が初来日。ヘンケルフレシネグローバルの上級副社長モンセ・アマット氏とともに「CASTELLBLANC」の魅力を紹介した。カステルブランはスペインカタルーニャ州、バルセロナ近郊にあるサンサドルニダノヤ村で1908年に創業。伝統的な瓶内二次発酵製法によるスパークリングワインであるCAVA(カヴァ)は、人口わずか1.2万人ほどの村の主要生産品。サルダ氏はブドウ栽培に従事した家庭に生まれ、16歳の時からカステルブランでカヴァづくりに携わる。

カステルブランの名は白い外壁で囲まれた創業家の邸宅が城のように見えたことから由来(CASTELL=城、BLANC=白)。29年バルセロナ万国博覧会で高い評価を受けてから出荷数量を拡大。日本では78年から販売され40年以上の歴史を刻む。また84年にはフレシネグループ入り。6月から国分グループでの取り扱い開始を機に販売数量の回復を狙う。

テイスティングでは最もスタンダードな「セコ白」(750ml/1350円)と、「ブリュット・レセルヴァ白」(同/1700円)、そして、サルダ氏が最も好みとする「ドス・ルストロス白」(同/2500円)の3種類を紹介した。

国分グループ本社の担当者は「日欧EPA発効から4月まで輸入ワインは2ケタ伸長と好調。カステルブランは、まずは1万ケースの販売を目標に、近い将来には最盛期の3~4万ケースは販売したい」と期待を寄せた。

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