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六本木にご当地キットカット ペアリング BAR/ネスレ日本

投稿日:2019年4月23日

中田英寿氏主催「CRAFT SAKE WEEK at ROPPONGI HILLS 2019」と共催

ネスレ日本のセドリック・ラクロワ氏㊧と中田英寿氏

ネスレ日本は日本酒と「キットカット」のペアリングをAIが提案する「ご当地キットカット ペアリング BAR」を4月19~29日の期間、六本木ヒルズアリーナで開催した。

「キットカット」はこれまで350種類、常時40種類を超えるフレーバーを展開。世界中で愛されるチョコレートブランドだが、中でも各地域に根差した原材料や特産品の使用や、それらをテーマに開発されたご当地土産シリーズは国内外で人気を誇る。

そのご当地キットカットと日本酒のペアリングセットを販売する期間限定BARでは、5つの質問に答えるとAIが好みを判定し、その日の150通りの組み合わせの中からご当地キットカット1枚と日本酒1種類を提案し販売。その組み合わせの種類は11日間で1650通り。そのキットカットが気に入れば購入もできる。

また、同会場ではJAPAN CRAFT SAKE COMPANY(中田英寿社長兼CEO)が主催する国内最大級の日本酒イベント「CRAFT SAKE WEEK at ROPPONGI HILLS 2019」も開催。中田氏厳選の酒蔵が毎日10蔵(期間累計110蔵)と、世界各国の料理が楽しめるキッチンカーが5台(同15店舗)設置され、日本酒と料理のペアリングが楽しめる。

来場者はスターターセット(酒器グラス+飲食用コイン11枚)を3500円で購入。キットカットのペアリングBARではコイン2枚など、各メニューの必要枚数を支払い楽しむ仕組み。もちろんコインの追加も可能。

19日のオープニングセレモニーでは、ネスレ日本常務執行役員コンフェクショナリー事業本部長のセドリック・ラクロワ氏と中田英寿氏が登場。

今年で4年目となるコラボレーションについてラクロワ氏は「日本の技術、クラフトマンシップを世界に広げるチャンス。このノウハウを新たな発見として吸収したい」と意欲。一方、中田氏は梅酒、日本酒と続いたペアリングについて「日本の食材は世界中の料理人が使い始めている。これからはただ商品を作るだけでなく、地方も盛り上げられたら」と、次回の企画の構想が始まっていることを明かした。

また、中田氏はペアリングBARで実際にAIによるペアリング体験を実施。1度目は「キットカット日本酒満寿泉×獺祭」の結果に少し面白みがなかったとし、2度目の挑戦。「キットカット櫻正宗大吟醸×菊泉」の結果に、さすがの日本酒好きな表情を浮かべた。

なお、今年の会場は2020年ドバイ国際博覧会日本酒館の設計を手掛ける永山祐子氏が担当。日本の伝統芸である縄を随所に取り入れた幻想的な空間を演出した。

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