強制的に水を飲まされる仕掛けで適正飲酒を実現
「よなよなエール」などのクラフトビールを製造・販売するヤッホーブルーイングは8月5日、ビールだけを飲み続けると倒れてしまうユニークなグラス「ふらつくビアグラス by よなよなエール」を開発し、公式通販サイト「よなよなの里」で予約販売を開始。適正飲酒の啓発を目的とした取り組みで、同日から公式ビアレストラン「YONA YONA BEER WORKS 新虎通り店」のほか、全国約30店舗のビアバー・レストランでも提供を開始する。また、8月中旬頃からは中部国際空港JALサクララウンジにて、期間限定で提供を開始する予定だ。
「ふらつくビアグラス」は、U字型の独特な形状が特徴。ビールだけを飲み進めると重心が崩れてグラスが倒れるため、水も同程度飲まなければ安定しない仕組みとなっている。飲酒中の水分補給を自然に促し、「お酒を飲むときは水も飲む」という習慣づくりを目指す。
開発では7回の試作を重ね、飲みやすさと安定性を両立。飲む際にビールがこぼれにくいようくびれを設け、底面は車のタイヤのような形状を採用した。ビールと水をそれぞれ約270ml注ぐことができ、ビールを飲む際に鼻までしっかりグラスの中に入れることで、ビールの香りも楽しめる設計としている。
同社が飲酒習慣のある20~59歳の636人を対象に実施した調査(調査期間:2026年5月20日~5月21日、調査方法:インターネット調査)では、「アルコールによる脱水」を知っている人は75.6%だった一方、お酒の場で十分な水分補給ができていないと回答した人も75.0%に上った。水分補給が不十分な理由としては、「お酒が進むと水を飲む意識がなくなる」が最も多く、注文の手間や周囲への遠慮も要因として挙げられた。
肝臓専門医の尾形哲氏は、「水を飲んでもアルコールの毒性がなくなるわけではないが、水分補給によって脱水の進行を抑え、飲酒ペースを落としやすくなることで、結果的に飲み過ぎを防ぎやすくなる」とコメントしている。
ヤッホーブルーイング公式通販サイト「よなよなの里」にて、8月5日9時から予約販売を開始。発送は、9月中旬頃を予定。価格は1万3750円(税込・送料別)。同社では導入店舗の募集も進め、適正飲酒の啓発を広げていく考えだ。

肝臓専門医の尾形哲氏
販売ページ
https://yonasato.com/ec/product/detail/wobblybeerglass/
提供店舗一覧
https://yonasato.com/column/information/detail/wobblybeerglass_310730/#C
「ふらつくビアグラス」希望の飲食店専用申込みフォーム
https://jp.surveymonkey.com/r/DRT8Y5R
実際に「ふらつくビアグラス」でビールと水を飲んでいる様子を収めた動画を公開中
https://youtu.be/9Aiia8l0ols
WEB限定記事








