いよいよ2029年度稼働へ
日清食品は8月4日、茨城県つくばみらい市に「つくばみらい工場(仮称)」を建設すると発表した。2027年5月に着工し、2029年度中の稼働開始を予定している。設備投資額は約700億円で、年間最大5億食を生産できる「カップヌードル特化型工場」として整備する。
同社によると、「カップヌードル」は1971年の発売以来、世界初のカップ麺ブランドとして成長を続けており、2025年8月には世界累計販売食数600億食を突破した。国内でも2017年度から9期連続で過去最高売上を更新しており、今後も拡大が見込まれる需要に対応するため、生産能力の増強を図る。
新工場では、これまで培ってきた即席麺製造のノウハウを活用し、生産効率をさらに高める。また、工場内で使用する熱エネルギーを効率よく回収・再利用する設備を導入し、現在の関東工場で生産する「カップヌードル」と比べて、1食当たりの製造時CO₂排出量を10%以上削減する計画だ。環境負荷低減を進めることで、日清食品グループの環境戦略「EARTH FOOD CHALLENGE 2030」の目標達成も後押しする。
建設予定地は茨城県つくばみらい市福岡工業団地。敷地面積は約33万1000㎡、工場延床面積は約4万1000㎡で、生産品種はカップ麺。2029年度の稼働開始後は、国内外で高い人気を維持する「カップヌードル」の安定供給を支える新たな生産拠点となる見込みだ。
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