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緑茶文化啓蒙へ接客技術高める/伊藤園

投稿日:2019年2月27日

「第6回接客ロールプレイングコンテスト」を開催

物販ロールプレイング部門で優勝した前田氏の実演

伊藤園は「第6回 伊藤園接客ロールプレイングコンテスト決勝大会」を2月22日に都内で開催。「『茶の伝道師』ベテランから若手への技術の継承」をテーマに、日頃の接客技術を競った。

このコンテストは伊藤園直営店舗で接客、販売業務に従事する社員やスタッフが対象で、今回は3部門に約900人がエントリーし予選を勝ち抜いた27人が参加した。

物販ロールプレイング部門(参加14人)では、会場に店舗同様のセットを用意し、2人の来店客への対応を審査。参加者は緊張の面持ちながら来店客の好みのお茶や飲用シーンを聞き出し、お勧め商品、飲み方などを提案するなどこれまで培ってきた接客技術を披露。厳正な審査の結果、京王百貨店新宿店の前田美佳氏(百貨店一部二課)が優勝した。

また、商品を見映えよく包装するオリジナルラッピング部門(参加9人)は、小田急OX狛江店の土肥利恵子氏(専門店部三課)、新設の茶寮ロールプレイング部門(参加4人)では、羽田空港店の平井彩稀氏(専門店部四課)がそれぞれ優勝した。

大会運営に携わる石坂健一郎常務は「出場者の技術は年々向上している」と評価。大会を通じて従業員のモチベーションも上がっており、技術の底上げ、来店客の満足度を高めることもできると期待する。また、来店客は60代以上が中心だが、今後は若年層を意識した店作りにも注力し「緑茶文化を一層発信したい」と意気込みも話した。

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