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飯スマホやめ~い!若者の6割以上が不快感/味の素

投稿日:2024年3月18日

ステッカー全54種類を作成し、食卓を囲む大切さも伝える

毎月19日は「食育の日」・「共食の日」。味の素は3月18日から「飯スマホやめ~い!ステッカープロジェクト」をスタートし、人と囲む食卓の楽しさを伝えていく。これに先立つ形で同社が行った「食事中のスマートフォン利用に関する意識調査」では、食事相手が食事中にスマートフォンを操作することに対して、6割以上の人が不快に思った経験があると回答している。いまや見慣れた“飯スマホ風景”ではあるが、違和感を抱いている人はやっぱり多いということだろう。

ちなみにこの調査は、2月16日~18日に、10代~20代の男女1,192人を対象に行われたもので、食事中に相手にスマホを触られた経験がある人は76.8%と7割以上に達し、65.1%の人が「不快」に感じたと答えている。特に相手が友人や知人の場合に、強く不快に感じた人が最も多かった(41.0%)。

しかし、一方で自身も食事中にスマホを触った経験があると答えた人も70.4%と多く、相手が不満を抱いているのでは(71.9%)と、気になる側面も。若い人たちの間でも“飯スマホ”を良しとはしていない様子も見て取れる。

ただ、相手に食事中のスマホを注意されたことがある人は、49.8%に止まり、実際に注意を受けると不快に感じた人が75.1%にのぼった。(ただ、こうした感情はスマホに限った話ではないと筆者は考える)

味の素では、こうした食事中のファビング行為「飯スマホ」を、どうやって注意すればいいのか。解決する糸口を見いだすため、「飯スマホやめ~い!ステッカー」(全54種)を開発。さりげなく相手に伝える取り組みを始めるという。実際、そのステッカーがもらえる企画として、3月18日~24日まで、東京・新宿駅においてピールオフ広告を掲出し、通行者が実際に手に取って持ち帰れる場を提供する。また、若者に人気のインフルエンサーとのコラボも行いショート動画を作成した。この他にも大手紙と東京版や雑誌への広告掲載など、人と食卓を囲む場の大切さを伝えていく。

特設サイト
https://www.ajinomoto.co.jp/event/meshisumahoyamei/

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