「トップバリュ モッタイナイお魚シリーズ」第1弾の5商品を新発売
イオンリテールは、トップバリュの新商品として、焼くだけで食べられる「トップバリュ モッタイナイお魚シリーズ」第1弾の5品を、「イオン」「イオンスタイル」の全国360店舗で4月6日に販売を開始した。
「モッタイナイお魚シリーズ」は、漁獲量が少なく市場に出回らない魚や売り場で鮮魚として販売できずに加工品の原料になっていた魚、意図せずに漁獲されたことで廃棄されるなどの“低利用魚”をおいしく簡単に食べられるよう、企画開発したもの。
イオングループでは、水産物の消費拡大に向けた国民活動として水産庁が昨年11月にスタートした「毎月3~7日は“さかなの日”」に賛同。月初の週末を「さかなの日」として鮮魚や魚加工品売り場を従来の1.5倍に拡大し、サステナブルシーフードなどを販売している。
「トップバリュ モッタイナイお魚シリーズ」の第1弾は、めだい・しいら・ほっけの3魚種を原料にした「国産めだいのバジルソース」「国産めだいのねぎ塩ソース」「国産しいらのレモンペッパー」「国産ほっけのレモンペッパー」「国産ほっけのバジルソース」の計5品で、各2切入り398円。
いずれも味付け済みの切り身を冷凍したもので、解凍して焼くだけで食べられる。
発売初日の4月6日、イオンスタイル品川シーサイド店の鮮魚コーナーでは試食販売が行われた。
さっぱりした味付けで、骨抜きされた切り身なので食べやすい。おかずとしてはもちろんのこと、酒の肴としても合う。売り場では食べ方提案や食べるシーンを紹介することで、幅広い世代に魚をもっと食べて欲しいと考えている。
また同店舗では、傷つきやすく店頭では販売しにくい太刀魚を原料にした「太刀魚のメンチカツ」(4枚入 298円)も販売。
新鮮なうちに加工し、食べやすいようにフライ状に揚げたもの。レンジ加熱など温めるだけで食べられるので、フィッシュバーガーなどとして食べるのが最適だという。
鮮魚担当者は「魚は出回らない種類や廃棄される部分が多く、家庭では消費期限切れで捨てられることも。今回、食べやすい種類の魚を選んで独自に味付けし、冷凍したことで賞味期限が1カ月。食品ロス削減だけでなくタンパク質摂取もできる魚を、もっと楽しんで食べてほしい」と話した。
イオングループでは「モッタイナイお魚シリーズ」の第2弾以降も企画中で、漁獲できる時期に合わせた魚での季節限定品なども検討している。
「イオンリテール」公式サイト
https://www.aeonretail.jp/
水産庁「毎月3~7日は”さかなの日”」特設サイト
https://sakananohi.jp/
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