市川猿之助&武田理奈が「利きそば」「利きつゆ」にチャレンジ
東京都内の生(き)そば店が提供する「東京二八そば」ブランドが1周年を迎えたのを記念し、12月16日にトークショーが行われた。
「東京二八そば」ブランドとは、自家製の日本そばの麺とつゆを提供する「生そば店」の事業者組織である東京都麺類協同組合が、技術と伝統を継承するために2019年12月に立ち上げた独自称号。
そば粉と小麦粉の混合率が黄金比率である8:2の「二八そば」は東京・江戸が発祥とされており、そばの香り高さと、なめらかな食感とつるりと滑り落ちる喉越しが特長。
現在では都内の562店舗が、割合2:8のそばを「東京二八そば」ブランドとして提供している。
1周年記念トークショーには、ブランドアンバサダーである女優の武田理奈さんと、スペシャルゲストとして歌舞伎役者の四代目 市川猿之助さんが登壇。
「日本そばは大好きで、とろろをかけて食べるのがお気に入り」という武田さんだが、そばがきを食べた後にそばを食べる…という江戸時代の食べ方に憧れているそうだ。
市川さんは、歌舞伎舞台の楽屋で日本そばを食べる機会が多く、海外公演の際には段ボール1箱分の日本そばを持っていくのが恒例なほどの、そば好き。
粋な食べ方について問われると、「生そば店に大勢で行っても大声で話したり騒いだりせずに、20分程度で退店すること」と教示。新型コロナ対策にも通じるところがあり、作法よりも所作振る舞いであることを強調した。
また、粉混合率が異なる3種類のそば(6:4の「四六そば」、8:2の「二八そば」、10:0の「十割そば」)を当てる「利きそば」と、つゆ2種類(辛めと甘め)を当てる「利きつゆ」にチャレンジ。
2人は「そば好き」と豪語するだけあって迷うことなく、それぞれを利き当てた。
なお、12月24日には東京フォーラム(東京都千代田区)で、ひと足早い「年越しそば」ならぬ「年越し東京二八そば弁当」計500個が振る舞われる予定。後日「東京二八そば」ブランドサイトにて公表される。
「東京二八そば」ブランドサイト
https://tokyo28soba.tokyo/
「東京都麺類協同組合」公式サイト
http://www.menkyo.or.jp/
WEB先行記事