THE FOOD WEEKLY

関西トピックス 小売

ニューノーマル見据えた取り組み加速/A―プライス

投稿日:2020年11月17日

姫路店を大幅リニューアル

生まれ変わった姫路店

トーホーグループのトーホーキャッシュアンドキャリー(神戸市東灘区)は、87店舗を展開するプロの食材の店「A―プライス」で、ニューノーマル時代に対応した取り組みを加速させている。商品面では強まるニーズに対応してテイクアウト関連商品や使いやすい美味時短商品を強化。飲食店の情報を、アプリを使い消費者に届けるサポート活動に取り組んでいる。

こうした施策が支持され、新型コロナ発生後に減少した売上高は回復に向かい、足元の10月は前年対比でプラスを達成。同社では既存店の売り場刷新にも着手し、11月12日には「姫路店」(兵庫)を改装オープンした。

姫路店を大幅刷新

「姫路店」は1998年に出店し、改装は2010年以来2度目。新しい生活様式に対応すべく、特にテイクアウト関連商材を強化し、ラーメンやカレーの容器など約30アイテムを拡充した。特に麺用のテイクアウト容器「エフピコ DLV麺20(58)本体 黒W」50入り1350円や、小分けで弁当などに使いやすい「キユーピー タルタルソース」8g×40個379円などがお勧め。

また、Go To企画で外食が復調に向かっていることから付加価値品を強化。地場企業の冷凍生食カキ「播磨海洋牧場 ホールシェルオイスター」12個2300円や、大型で手作り感ある形状の「EAST BEE 国産ごぼうの極太唐揚げ」500g648円などを訴求する。

さらに保育園・幼稚園などコロナ禍でも安定した需要のある業種への提案を強め、アレルゲンフリー調味料やデザート、骨無し魚など約10品目を追加。「S&B アレルゲンフリー カレーフレーク」1㎏1180円、「極洋 だんどり上手 さば切身(骨なし)」80g×5枚420円などを提案した。

売り場レイアウトも地域ニーズに合わせた構成に変更。さらに省エネ対応の冷凍・冷蔵庫を導入したほか、LED照明使用の冷凍ケースを導入し、結露による商品廃棄を軽減させている。

【A―プライス姫路店概要】住所:兵庫県姫路市東雲町6-7-1▽営業時間:9~18時半▽売り場面積:約149坪▽駐車場:23台▽投資額:約3500万円。

previous arrow
next arrow
Slider

WEB限定記事

-関西トピックス, 小売

Copyright© フードウイークリーWEB|週刊食品 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.