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居酒屋を焼き肉店に業態転換/ワタミ

投稿日:2020年10月6日

FC視野に5年で400店舗体制へ

新ブランドを紹介する渡邉会長

「和民カルビ」㊤と「和牛上カルビ」

第1号店「大鳥居駅前店」外観と店内

キャラクター「和民和牛くん」

大手外食チェーンのワタミは10月5日、外食事業の新ブランドとなる「焼肉の和民」の第1号店「大鳥居駅前店」(東京都大田区)の出店と、「居酒屋 和民」など既存店舗の転換施策について発表した。

居酒屋離れの風潮や新型コロナウイルスの影響により、基幹事業であった「居酒屋 和民」の売り上げが大幅に減少。これを受け、来年3月末までに不採算店65店舗の閉店と、新規事業としての食べ放題焼肉店「かみむら牧場」第1号店オープンを今年5月に発表した。
同店舗が順調に進捗していることなども背景に、「居酒屋 和民」「坐・和民」「ミライザカ」「鳥メロ」計315店舗のうち120店舗を閉店し、2022年3月末までに転換出店する形で「焼肉の和民」をオープンさせる。
これにより、今後の外食事業のメインブランドは「焼肉の和民」となり、年度内に60店舗を開店させる。22年度中に直営店が120店舗になったところでFC展開し、5年間で400店舗を出店する。成功して軌道に乗れば、会社全体売り上げの5~6割を占める算段だ。
渡邉美樹代表取締役会長兼グループCEOは新ブランド発表の席で、「居酒屋和民がなくなるのは寂しいが、社員の雇用を守る方が大事。変化の受け入れこそ生き残る道」と話した。

「焼肉の和民」は駅前型店舗で、客層のメインターゲットはファミリー。客単価は3200~4000円程度と想定しており、売り上げ目標はコロナ発生前の前年比150%を見込んでいる。
看板メニューは、あばら骨の間のうま味の強い希少部位「ワタミカルビ」(390円)と、九州産黒毛和牛の経産牛を再肥育したオリジナルブランド牛「和民和牛」で、「和牛上カルビ」(980円)や「極厚牛タン」(980円)などで提供する。焼肉以外の料理やドリンク・デザートメニューも豊富で、居酒屋並みの約150種類を取りそろえる。全体的にあっさり味が多く、幅広い世代に好まれる味わい。
3種類の食べ放題コース(各100分)は選べるメニュー品数が異なり、各コースで高齢者・小学生・未就学児の割引料金も設定されている。

また、店内では肉や料理を運ぶ「特急レーン」や配膳ロボット、タッチパネル&モバイルオーダーなどの自動化システム導入により、非接触接客は対居酒屋比で80%減を実現。コロナ対策とホール業務効率化の両面に対応すべく生産性を向上させたことで、低価格での提供を可能にした。

なお、焼肉のたれ・ドレッシングやキムチなど、店内で提供する料理や調味料のPB化に向け、すでに商品開発に着手。スーパーなど小売店での販売も視野に、早ければ年度内にも販売開始する考え。

10月9日までオープン記念として、毎日先着100名に「黒毛和牛ひれステーキ」がプレゼントされる、LINEお友だち登録キャンペーンも実施中!

ワタミ公式サイト
https://www.watami.co.jp/

「焼肉のワタミ」ブランドサイト
https://yakiniku.watamishopsearch.jp/

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