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第18回インスタントラーメン小学生レシピコンクール全国大会を開催/日本即席食品工業協会

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文科省が初後援。尾木ママが特別審査員として参加

最後は審査員と共に記念撮影

日本即席食品工業協会(加盟60社/松尾昭英理事長)は12月8日、2019年度インスタントラーメン小学生レシピコンクールの全国大会を佐伯栄養専門学校(東京都大田区)で開催。地区予選を勝ち上がった小学生男女14人(内男子3人)が自慢のレシピに腕を振るった。

2002年の初開催から今回で18回目を迎えた同コンクールは農林水産省、文部科学省(初)、日本栄養士会が後援。インスタントラーメンを使って手軽でおいしく、楽しいレシピを小学生4~6年生を対象に募集し、今年は9032通(前回8235通)の作品が集まった。

書類審査では素材の特性を生かし、創造性にあふれ、栄養バランスを考慮した作品を選考し、各地区16人による地区大会を札幌、東京、名古屋、大阪、広島の5カ所で実施。そこで最優秀および優秀賞に選ばれた14人が全国大会に出場し、自慢の創作レシピを披露した。

開催挨拶する松尾理事長

全体高評を語る尾木特別審査委員

審査は松尾昭英理事長が審査委員長を務め、農林水産省食品製造課長の東野昭浩氏、日本栄養士会専務理事の迫和子氏、全国小学校家庭科教育研究会会長の曽我部多美氏に加え、今回は教育評論家・法政大学名誉教授の尾木直樹氏が特別審査員として初参加。「おいしさ」「栄養バランス」「盛り付け」「手軽さ」「独創性」の観点でそれぞれの作品を審査した。

実技は4つのテーブルに分かれ、サポートのスタッフとともに順次調理を開始。中には小学生とは思えないほどの包丁さばきをする子も見られるなど、非常にハイレベルな争いとなった。出来上がった子は「出来ました!」の声と共に元気いっぱいな笑顔。審査員らは取り分けられた料理を試食。その傍らでは調理した子どもが料理の特徴やアイデアに対する想い等を審査員らに説明し、審査員からは驚きの表情やコメント、中にはアドバイスを含めて会場は盛り上りを見せた。

全員が調理を終え、表彰式会場に場所を移動。参加した子供たちとその家族を前に最終結果の発表が始まる。審査員賞4人、努力賞2人、アイデア賞2人、審査員特別賞3人、優秀賞1人と発表が進み、最優秀賞となる文部科学大臣賞と農林水産大臣賞が残るのみ。下に続く…

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(スライド写真は6枚)

見事に文部科学大臣賞を獲得したのは、山口県の竹野花菜さん(山口市立白石小学校5年)で、作品名は「カルシウムたっぷり♡牛乳ラーメン」。農林水産大臣賞には北海道の髙井莉緒さん(札幌市立東園小学校6年)の「がんばれ受験生!!エコな塩カレーラーメン」が選ばれた。

竹野さんがカルシウム摂取量の減ってきている祖母のために考えたと話すレシピは、「サッポロ一番 みそラーメン」を使用し、冷やしても温めてもおいしく、カルシウムの吸収を助ける食材をたっぷり使った。

髙井さんは受験勉強を頑張る兄のために、夜食でも食べられるラーメンを作って応援したかったと作品への想い。「マルちゃん正麺 旨塩味」を使って、記憶力を高めるレシチンや、身体に良いビタミン類、気持ちを落ち着かせるカルシウムが摂取できる食材を合わせたという。ブロッコリーの茎を下茹でしてメンマ風に仕上げるなど、プロ並みのアイデアには驚かされた。

竹野さんは「今日はお父さんの誕生日で良い報告が出来ます」、髙井さんは「なんかすごい嬉しい。アイデア賞かなと思っていた」と、共に笑顔を見せながら素直な気持ちを表現した。

審査を終えて東野氏は「農林水産省としても嬉しいコンクール」と表現し、これからも食べ物に対する興味、食材、地域の農業などにも興味を持って欲しいとエールを贈った。

さらに尾木氏も「色んなコンクールを審査していますけど、良い賞だなと思った」と絶賛。さらに来年、文部科学省が考える本当の学力は「調理」が重要、IQ時代からHQ時代になるとアドバイス。

最後に松尾審査委員長は「食生活は基本。ちゃんとした料理を作って食べることが大切。調理の段取りを学んだことは非常に役立つ」と語った。

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