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あと60g不足する野菜を摂ろう!/カゴメ

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過去最大キャンペーンを展開~新CMに上野樹里を起用

山口社長㊧と上野さん

カゴメは同社過去最大規模となる「野菜をとろうキャンペーン」を1月から開始。日本人の野菜不足に本気で向き合う。「野菜生活100」では女優の上野樹里を起用しプロモーションを強化する。17日に「2020年新戦略と『野菜生活100』新CM発表会」を都内で開催し、山口聡社長が概要を説明した。

厚生労働省が推進する「健康日本21」では、成人1日当たり野菜350g以上の摂取が推奨されている。しかし2017 年の「国民健康・栄養調査」では、288.2gと約60g不足し、この10年間増加が見られない。

「野菜をとろうキャンペーン」では、「野菜をとろう あと60g」をスローガンに掲げ、特製ロゴもデザイン。これまでは「野菜不足ゼロ」がテーマだったが、目標を明示することで「あと60gなら取れそう」と感じ、野菜摂取の動機付けを期待する。

あと60gを訴える

30の企業、団体と連携が決まっている

主な取り組みは①目指せ100万人!全国ベジチェック体験(手の平から野菜充足度を測定する機器「ベジチェック」を活用し野菜不足の自覚、レシピ配布などを行う)②企業・団体との連携「野菜摂取推進プロジェクト」③カゴメオリジナル「野菜マエストロ検定」④カゴメの株主約20万人を対象に、野菜アンバサダーを募集し情報発信を呼びかける⑤広告展開(新聞・テレビ・SNSなど)。

山口社長は「野菜の健康価値を訴えるカゴメが本気で取り組む」と並々ならぬ決意を見せる。企業・団体とはすでに30を超える連携が決まっており、「カゴメだけでは伝え切れない情報を、連携による新しい切り口で伝えることができる。キャンペーンを通じて、日本の社会全体の野菜摂取向上の機運を高めたい」と意気込みを示した。

また「野菜生活100」は今年発売25周年を迎え、今後も忙しく働く女性をターゲットに手軽においしく野菜のある生活をサポートする。2月25日に発売する新シリーズ「野菜生活 Soy+(ソイプラス)は野菜に豆乳を加えた。植物性たんぱく質が5~6g、食物繊維が2分の1食分(約60g)摂取できる。

新テレビCMには上野さんを起用し、第1弾「ちゃっかり野菜LOVE。」篇を1月20日からオンエア。2月下旬には「野菜生活 Soy+」の第2弾、3月上旬には「野菜生活100 Smoothie」の第3弾も予定している。

会場に駆けつけた上野さんはCM撮影時のエピソードを披露。キャンペーンで使用する「ベジチェック」にも挑戦すると、12点満点中6.3点と平均値を上回り思わず笑顔に。「普段から野菜摂取には気を付けているが、忙しいときは『野菜生活』で補充している。健康で楽しく、仕事もがんばりたい」と話した。

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