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初代グランプリ決まる!日本サブスクリプションビジネス大賞2019

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大賞は「トイサブ!」。子どもの成長に合わせ玩具をレンタル

表彰式(左から宇治原さん、武山取締役、佐川代表理事)

日本サブスクリプションビジネス振興会(佐川隼人代表理事=テモナ社長)は12月9日に都内で、「日本サブスクリプションビジネス大賞2019」表彰式を開催。プレゼンターはお笑い芸人でサブスクアンバサダーの宇治原史規(ロザン)が務めた。

同振興会は定額制の商品販売やサービス提供を行う、サブスクリプションビジネス(サブスク)の認知拡大、産業振興を目的に今年1月に発足。現在賛同会員社は140社を超え、毎月平均5社の会員申し込みがある。大手から中小、スタートアップ企業、業種も服飾から化粧品、食品をはじめとした小売業、IT業など多岐にわたる。

「日本サブスクリプションビジネス大賞」では、その年に最も活躍したサブスクサービスを表彰する制度として、グランプリ(賞金100万円)の他、各賞を設ける。

日本のサブスクの普及、振興を目指す

表彰式で佐川代表は「発足から約1年。日々サブスクの広がりを感じており、表彰制度を通じ一層の広がりを期待したい」とあいさつ。消費増税等、消費マインドの低下も危惧されたが、「定額制ビジネスのサブスクは不景気にも強い。参加企業を増やし、サブスクを盛り上げたい」と笑みを見せた。

初代グランプリに選ばれたのは、トラーナ(東京都中野区)のサービス名「トイサブ!」。月額3340円で、子どもの成長に合わせた玩具を隔月でレンタル提供する。15年からサービスを開始し、2200世帯超が利用する。登壇した武山真妃取締役は「受賞は本当に嬉しく、驚いている。これからもサービスの向上に努めたい」と喜びを表現した。

表彰式後には佐川代表、宇治原さん、武山取締役によるトークセッションが行われた。

宇治原さんは自身も小さな子どもを育てており、グランプリの「トイサブ!」を絶賛。「子どもはすぐにおもちゃに飽きて、遊ばなくなる。『トイサブ!』を活用すれば、おもちゃを捨てることなく、いつも新しいおもちゃで遊べる」と話した。

なお、グランプリ以外の賞は次の通り(「」内がサービス名)。シルバー賞:jocy「MEZON」▽ブロンズ賞:資生堂ジャパン「Optune」▽Paidy賞:ホワイトプラス「ネット宅配クリーニング リネット」▽GMOペイメントゲートウェイ賞:ダイソン「ダイソンテクノロジープラス」▽さくらインターネット賞:カメラブ「GooPass」

佐川代表理事

プレゼンターを務めた宇治原さん

3者によるトークセッションも

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