ローリングストックやアプリを提案
江崎グリコは奈良県磯城郡三宅町の子育て課題解決に向けて「三宅町Co育てPROJECT」を協働で始動。11月14日にマイドームおおさかで説明会を開催した。
全国で2番目に小さい町である三宅町の人口は6841人。グローブの町、聖徳太子が通勤した町として知られており、都心部へもアクセスしやすいことから、子育てに適した「丁度良い田舎」をアピールしている。そんな同町も世間同様に人口減少が続き、過疎の解決として子育て支援に注力。出産祝いの贈呈や子どもの医療費助成等を行っている。そして、新たな枠組みである「三宅町子育てパートナーシップ(通称:ikutomo いくとも)」をスタートさせた。
今回その活動を進化させるため、江崎グリコが今年スタートさせた子育て支援プロジェクト「Co育てPROJECT」で協働を開始する。江崎グリコの同プロジェクトは東京都渋谷区に次ぐ2例目となる。
「三宅町Co育てPROJECT」は妊娠期からの1000日間が重要な時期であるとして、夫婦で協力した育児「Coparenting」を応援。乳児用液体ミルクの発売やコミュニケーションアプリ「こぺ」の無料配信等を行う。三宅町に対してはアプリの提供の他、災害時対策として乳児用液体ミルクのローリングストックを提案。液体ミルクは出産祝品にも加える。さらに栄養相談や食事指導、地産地消メニューの提案、男性社員が三宅町のパパ達に向けた料理教室も開催する。
会見には三宅町の森田浩司町長と植村恵美子育て家庭支援プロジェクトチームチーフ、江崎グリコの江口あつみ執行役員コーポレートコミュニケーション部長、コーポレートコミュニケーション部の宮崎友恵氏が登壇した。
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