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TOPICS 嗜好品

日本での成功のカギは3つ/ネスレネスプレッソ

投稿日:2021年3月18日

デュバイル社長が戦略

「#東京コーヒー時間」発表会(デュバイル社長㊧と玉木さん)

ネスレネスプレッソ(東京都品川区)は、カプセルコーヒーの新商品「トウキョウ・ヴィヴァルト・ルンゴ」で3月17日からデジタルキャンペーンを開始した。同日開催のオンライン発表で、昨年8月1日就任から初めての登壇となったピエール・デュバイル社長が、日本のコーヒー市場や今年の戦略を説明。さらに俳優の玉木宏とパティスリー「エーグルドゥース」の寺井則彦シェフを招いたトークセッションも行われた。

1月19日に発売した「ワールド・エクスプロレーションズ」6種(ルンゴタイプ)。そのラインアップの1つで、東京を味わいで表現した「トウキョウ・ヴィヴァルト・ルンゴ」のデジタルキャンペーン「#東京コーヒー時間」を3月17~31日まで展開する。

デュバイル社長は「日本人に好まれるブレンドを作り上げた。当社の日本への熱い思いは、国内のコーヒー愛好家の心をつかむはずだ」と新商品の出来に自信を見せた。スイスのネスプレッソ社では、日本でカプセルコーヒーが大人気となったことから、より日本人の嗜好に合う要素(ビタースイートな風味、酸味控えめ、ミルクと合うなど)を考慮し、花のような香りと複雑で繊細な味わいを重視したという。

「#東京コーヒー時間」は、東京を冠する商品にちなみ、世界からも魅力的な都市の一つに数えられる東京の魅力再発見を呼び掛ける。「あなたがコーヒーを楽しみたいと感じる東京」をテーマとした画像をInstagramに投稿。優秀作品にはコーヒーセットやネスプレッソアンバサダーの玉木宏セレクトギフト、東京を代表するパティシエの寺井則彦氏限定スイーツセットなどが贈られる。

トークセッションではゲストの玉木さん、寺井シェフ撮影による「東京」をイメージした写真を披露し、東京やコーヒーへの思いを語った。新商品を試飲した玉木さんは「繊細な味わいが口に広がる」とコメント。煎餅とのペアリングを試し「ミスマッチに見えてすごく合う」と驚きの表情を見せた。

寺井シェフは3種のスイーツを持参し、新商品とのマリアージュについて「糖度や油脂分などが少ないスイーツが好適」などと説明した。

ピエール・デュバイル社長

寺井シェフは洋菓子との楽しみ方を伝授

ネスプレッソは世界82カ国で展開、2020年度売上高は前年比107%の60億ドル超。こうした実績について、デュバイル社長は「コーヒーの高い価値を生み出すよう取り組んだ結果だ」と自信たっぷり。日本法人のネスレネスプレッソは35年の歴史があり、世界のネスプレッソ企業の中では2番目の歴史を誇るが、日本市場では若い存在。ただ日本市場における同社の目標は高く、コーヒー事業やイノベーション、サステナブル経営などで手本となる企業を目指す。デュバイル社長は「世界的にも日本市場は洗練され、ウルトラモダンと自然が見事に調和されている」と印象を語った。

さらにデュバイル社長は、同社が日本市場で成功を収める(〝ラブストーリー〟と表現)条件として次の3点を挙げた。
①消費者が驚くほどの最高のコーヒーを供給する。②オンライン、オフライン問わず市場存在感を向上させる。ネスプレッソの外食店での扱いを増やし、ブティックも積極出店する。③消費者の手間を省く提案を続け、ロジ改善やサブスクリプションの活用も視野に最新サービスを提供。加えてサステナビリティでリーダー的存在を目指す。

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