その象徴となるのが、家庭用新カテゴリー「マ・マー レンジでもち旨!やみつき麺」である。袋のまま電子レンジで1分50秒温めるだけで食べられる即食タイプでありながら、パスタで培った製麺技術とソース技術を融合し、もちもちとした食感と満足感を両立。「カレー味」「焼きそば味」「ナポリタン味」の3品(各190g、税込292円)を投入し、新たな即食市場の開拓を目指す。
また、「これ焼くだけ!ラザニア」(240g、税込464円)は、ソース作りやラザニアをゆでる工程を省きながら、本格的な食感を独自技術で実現。「あえるだけパスタソース」シリーズも全面刷新、新フレーバー2品「たらこバター醤油 生風味」「七味明太子 生風味」(各48g、税込313円)も新たに加え、簡便性と品質をさらに高めた。

ブランド力をもう一段高みへ
即食への挑戦は家庭用にとどまらない。業務用では、人手不足が深刻化する外食・中食市場に向け、盛り付け不要のトレイ入り冷凍生パスタ・生麺シリーズを新たに投入するほか、時間が経ってもソースが沈みにくいデリカ向け調理用ソースを発売。オペレーションの効率化と品質向上を両立し、即食需要の拡大に対応する。さらにECでは、1人前パスタソース「青の洞窟 La Vita(ラ・ヴィータ)」2品「焦がし香満ちる濃厚ボロネーゼ」(140.4g、税込896円)と「七味の香辛アラビアータ」(140g、同)、乾物スパゲッティ「青の洞窟 スパゲッティ1.7mm」(300g、税込540円)を投入し、プレミアムブランドの世界観をオンライン市場でも広げていく。
パスタの価値を磨き、世界へ
また岩橋社長は、国内市場に加え、海外市場の成長にも言及した。日本で培ってきたパスタの価値とブランド力を海外へ展開し、各国・地域の食文化やニーズに合わせた商品提案を進めることで、新たな成長を目指す方針を示した。国内ではブランドを磨き、新たな価値として「本格×即食」を提案し、その価値を海外にも広げていく―。今回の発表会は、新商品発表の場であると同時に、ブランドを起点とした同社の中長期的な成長戦略を明確に示す場となった。
秋の家庭用新商品・リニューアル品は、常温22品(EC向け3品含む)、冷凍8品の合計30品。発売日は常温が8月20日(ECは10月から)、冷凍は9月1日。業務用8品は10月1日から発売する。販売目標は年間で80億円。
2026年8月31日付



