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海外経験豊富な辣腕経営者 新社長に藤江専務/味の素

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ASV経営の基盤整う

左から藤江執行役専務、西井社長、名和高司独立社外取締役指名委員会委員長

味の素は、藤江太郎執行役専務が代表執行役社長に4月1日に昇格する人事を1月31日に発表。7年ぶりのトップ交代となる。西井孝明社長は執行役に就任する。

藤江氏は海外法人の社長として経営経験が豊富。中国事業を3年で高収益化するなど、構造改革から成長ステージへと転換させた多くの実績が評価された。また、2013年以降も、執行役員、執行役として企業文化変革の中核的役割を担い、これまで以上に企業価値を高めるASV経営の推進が可能だと判断した。

発表同日のオンライン会見で藤江氏は社長就任にあたり、西井社長のリーダーシップで取り組んできた「ASV経営と、食と健康の課題解決という志と熱意を受け継ぐこと」と所信を表明した。人材価値の最大化、社会価値を経済価値につなげる好循環を実現し、2025年までの中計達成を誓った。大切にしたい言葉は〝志、熱、磨く〟。家族構成は妻、娘一人。趣味は読書と青空の下のゴルフ。

西井孝明社長は、藤江氏について信念の人で〝辣腕の経営者〟と評価した。社長交代については食品の顧客規模と、アミノサイエンスの先進性を熟知する人材を融合することでより成長が確実にできると決断した。

なお、9人の新執行体制がスタート。食品とアミノサイエンスの両事業を〝クロスファンクション〟で融合させ、グループの人財、ナレッジ、ブランドなどの多くの無形資産に横ぐしをさし価値創造を最大化する。また内部統制を明確化するため執行役会長は設置しないことも決定した。

藤江太郎氏(ふじえ・たろう)=1961年10月25日生まれ、60歳。京都大学農学部卒。85年味の素入社、11年フィリピン味の素社長、13年執行役員、15年ラテンアメリカ本部長、ブラジル味の素社長、17年味の素常務執行役員、21年4月食品事業本部長(現任)、同6月執行役専務(現任)。

2022年2月7日付

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