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2019年アワード発表~フード・アクション・ニッポン/農林水産省

投稿日:2019年10月28日

全国の個性豊かな産品揃う

国産農林水産物の消費拡大に取り組む「フード・アクション・ニッポン」は10月17日、東京ドームシティプリズムホールで「フード・アクション・ニッポン アワード2019」の最終審査会および表彰式を開催した。

今年度で11回目を迎えた同アワードは、国産農林水産物の消費拡大に寄与する事業者・団体などの産品を日本全国から広く募集し、優れた産品を発掘・表彰するイベント。大手流通、外食、百貨店、宿泊サービスなど各業界のトップ企業10社が審査委員を務め、地域の農林水産物や食文化の魅力を活かした産品をコンテスト形式で発掘し、各社の流通販路を通じて販売する。

最終審査会(主催:農林水産省)では、1491産品の応募の中から一次審査を経て入賞した100産品を最終審査委員が試食を交えながら、開発背景やストーリーなどを基準にそれぞれ1品を選定。また、今年度はアワード入賞100産品を使ったメニューを提供する「フード・アクション・ニッポン食堂」を野菜がおいしいカフェ LONGING HOUSE神宮店で10月1~10日の期間限定でオープン。〝あなたの逸品〟として来場者から最も得票数を得た産品を「特別賞」(計5産品)に決定した。

アワード受賞10産品

特別賞5産品

表彰式冒頭、塩川白良農林水産省食料産業局長は次のようにコメント。「今年は全国の個性豊かな産品を広く知ってもらう新たな取り組みとして、『フード・アクション・ニッポン食堂』を開設。さらに明日18日からの3日間、東京台東区の『まるごとにっぽん』で入賞100産品が購入できるマルシェを行う。2つのイベントの評価をしっかり受け止め、来年につなげていきたい」。

塩川農林水産省食料産業局長が新たな取り組みなど紹介

アワード受賞10産品と特別賞5産品は次の通り。審査員・受賞者・商品名(都道府県)の順。

アワード受賞】アマゾンジャパン合同会社・前田宏バイスプレジデント消費財事業統括本部長=グルテンフリーズキッチン「グルテンフリーヴィーガンラー油」(東京都)▽イオンリテール・井出武美社長=宮城学院女子大学「伝承牡丹焼 鯖ちくわ」(宮城県)▽イトーヨーカ堂・三枝富博社長=SUNAO製薬「九州ドライベジ」(宮崎県)▽オンワード樫山・大澤道雄社長=ロイヤル「ブランデーケーキ」(スタンダード)(山口県)▽紀ノ國屋・堤口貴子社長=竹内商店「土佐のぶしみそ」(高知県)
トランジットジェネラルオフィス・中村貞裕社長=カタシマ「朝倉山椒タプナードVERT」(兵庫県)▽阪急阪神百貨店・荒木直也社長=開屋本舗「coco―vege わたしにやさしいチップス(国産お野菜+ココナッツオイル)」(大阪府)▽フォーシーズ・淺野幸子社長=タカノプリンセス「ナチュラルファームタニグチ」(広島県)▽星野リゾート・星野佳路代表=田島柑橘園&加工所「AJIOH 食べるより美味しい冷凍ジュース クレメンティン」(佐賀県)▽ローソン・竹増貞信社長=仁井田本家「こうじチョコ」(福島県)

特別賞】一次生産物=栗駒フーズ「栗駒高原竹炭ヨーグルト」(秋田県)▽調味料=今井ファーム「プレミアム淡路島たまねぎかくし玉擦りおろしドレッシング」(兵庫県)▽加工食品=森山「湯庵プリン(プレーンはちみつとみのり」(福島県)▽中食=すが野「すが野の国産たたきごぼう」(栃木県)▽飲料=橘産業「広尾しおサイダー」(北海道)

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