秋冬新商品は「楽しさ」「健やかさ」表現
浅井雅司社長（中央左）、山田道明副社長（中央右）、山脇達也専務（右）、小泉純取締役（左）
日清シスコは7月31日、下期方針・新商品発表会を東京本社で開催。創業100周年を迎え、改めて環境変化に対応したマーケティング＆ブランディングを一層強化していく方向性を示した。
浅井雅司社長は「伝統に固執していても、グローバルでは通用しない」と語り、真の変化対応の重要性を強調。また社内向けインナーマーケティングの一つとして６、７、８月に小売店頭で「100周年対面販売」を実施。役員も含め従業員160人が参加し「次の100年に向け改めて楽しさと健やかさをお届けすることを実感できた」と手応えを口にした。
100周年イヤーとなる2024年秋冬新商品では、高揚感、わくわくする想いを乗せて「楽しさ」「健やかさ」を表現した。シリアル・菓子の新商品は以下の通り。価格未表記商品はノンプリントプライス
■シリアル
「ごろグラ さつまいもづくし280ｇ」（570円）は、シリアル生地から具材までさつまいもづくしなグラノーラ。さつまいも味のシリアル生地にさつまいもチップ、紫いもチップ、焼きいもクッキー、さつまいもボールをブレンド。食物繊維や鉄分、3分の1日分のカルシウムと9種のビタミン入り。8月5日発売。
「おいしいオートミール じっくりロースト」（360ｇ）は、オーストラリア産のロールドオーツをじっくりと焼き上げたロースト感のある風味、こんがりとした見た目、しっかりとした食感を実現。オートミールが抱える3つの課題を解消した。1食（30ｇ）当たり118kcal。そのまま食べたり電子レンジや鍋調理はもちろん、お米と一緒に炊くことも可能。9月2日発売。
「クラフトシスコーン」（200ｇ）は、日清シスコの技術を集結し、コーン本来のおいしさを再現。じっくり香ばしく焼き上げた厚みのあるフレークで、コーンの甘みとうまみが感じられる〝絶品コーンフレーク〟。北海道産のスイートコーンを使用。9月30日発売。
「シスコーン サクサクハート いちご味」（130ｇ）は、ブランド史上初の可愛らしいハート形パフに仕立てた。サクサク食感で幅広い世代に人気のイチゴ味。1食分（30ｇ）に10億個の乳酸菌配合。期間限定品。9月23日発売。
なお、今春にリニューアルした基幹ブランド「ごろグラ」レギュラー群が高伸長。コア・バリューであるこだわりの贅沢具材が強く支持された。さらに7～8月ではＣＭの投入のほか、商品に具材を付ける「ごろっと具材べた付けキャンペーン」も実施。
多様な価値提案で需要喚起するシリアル群
■菓子
菓子では、ロングセラーブランド「チョコフレーク」シリーズを全面刷新。「チョコフレーク ミルク」「同 チョコかけ200％」「同 プチパック 7袋入り」「クリスプチョコ」をリニューアルするほか、「チョコフレーク サクサクポップ」（39ｇ）を新発売。9月16日発売。
またチャック付きスタンドパウチ商品からも新商品２品が登場。「ココナッツサブレミニ いちご味」（29ｇ）は、ＣＶＳ（一部を除く）9月23日、量販店10月7日発売。「チョコフレーク つぶつぶざくざく無限イチゴ」（30ｇ）は、9月30日発売。
チョコフレークは新商品を加え全面刷新
菓子2大ブランドからは期間限定いちご味
WEB先行記事
