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老舗味噌 麹の未来創造型新ブランドが降臨/ハナマルキ

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第一弾みそを代官山 蔦屋書店で8月7~20日に販売

東京・代官山にある蔦屋書店3号館(1階)店頭にて期間限定販売

「おみそな~ら、ハナマルキ♪」のサウンドロゴでお馴染みのハナマルキが、みその原料でもある“麹”に着目した新たなブランド「ハナマルキ醸造 麹 研究室」(略称 HANAMARUKEN(ハナマルケン)を立ち上げ、第一弾商品となるみそ3品を8月7日に販売開始した。

■「麹」の可能性を追求するグローバルブランド
創業105年の老舗みそメーカーであるハナマルキでは、みそをはじめ「塩こうじ」「液体塩こうじ」など家庭用・業務用のさまざまな商品を開発し、販売している。
その商品の多くは「麹」をベースにした発酵食品であり、商品開発を進める中で麹に秘められた未知のパワーや効果が存在することを確信。
HANAMARUKEN(ハナマルケン)は「『麹』の可能性を追求し、『麹』の未来を創る」をコンセプトに麹のさらなる可能性を見い出し、同社の技術力を活かした新たな商品開発に挑むために立ち上げられたブランドである。

同ブランドでは研究成果として年2~3品程度の新商品を発売する計画で、第一弾はみそ3品。今年の冬には第二弾商品となる「麹チーズ(仮称)」の発売が予定されている。
いずれも自社の公式オンラインストア(日本語版・英語版)と、長野県伊那市にある同社の「みそ作り体験館」内の特設ショップ(直営店)にて販売する。

また、HANAMARUKEN(ハナマルケン)はグローバルブランドとして、海外向けにも同時に展開をスタート。こうした麹への思いやブランド展開を踏まえ、グラフィックデザイナーの北川一成氏がブランドロゴをデザイン。
当面は2点または3点セットで掲示し、国内外でブランドが浸透した際には「87」または「HANAMARUKEN」のみを掲示させる。

北川一成氏がデザインしたブランドロゴ(3点)

■第一弾商品は3種の特製みそ(新商品)
HANAMARUKEN(ハナマルケン)の記念すべき第一弾商品は、手作り感のある特製みそ3品。

「農林水産大臣賞受賞 田舎みそ」(650g、税抜1,700円)は、2022年11月に行われた第63回全国味噌鑑評会において、最高賞となる農林水産大臣賞を受賞した「田舎みそ」。
北海道産大豆のトヨマサリと国産米を使用し、熟成の合間にさらに「こうじ」を加える追いこうじ製法で作られた。大豆のうま味と米の甘味が引き出され、発酵感のある華やかな香りが特長。
また「小分け仕込」でしっかり熟成させたことで深いコクを備え、甘味や旨味などが混ざり合った複雑な味わいと香りのバランスが際立っている。

「国産原料小分け仕込みそ」(650g、税抜1,600円)は、国産の大豆と米を使用した甘みと香りのバランスが良い麹歩合9割のみそ。
発酵を抑制するためのアルコールは含まれておらず、家庭で作る自家製みそのような「小分け仕込」で仕込んだ、昔ながらの製法に近く懐かしい味わい。スタンダードなバランスでオールマイティーに使えるみそ。

「贅沢長期熟成みそ」(650g、税抜1,500円)は、人工的に加温せずに自然任せの「天然醸造」で約1年間熟成させたみそ。素材の良さと麹菌・酵母菌の働きが発揮された、自然がつくりだす複雑な味わいのハーモニーが楽しめる。

■代官山 蔦屋書店で期間限定販売
東京・代官山にある蔦屋書店3号館の1階書籍フロアで、HANAMARUKEN(ハナマルケン)のみそ3品を8月7~20日まで期間限定販売。
来日外国人を含む同店舗来店客にも発酵や麹についての研究員となってもらうべく、関連書籍もあわせて販売する。

販売初日(8月7日)に行われた北川一成氏(右側)のトークセッション

「ハナマルキ」公式サイト
https://www.hanamaruki.co.jp/

「ハナマルキ醸造 麹 研究室」ブランドサイト
https://hanamaruken.jp/

「ハナマルキ みそ作り体験館」公式サイト
https://misotaiken.jp

「ハナマルキ」オンラインストア(日本語)
https://www.hanamaruki-shop.com/

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