試合前はエナジー、試合後はコンディショニング
トップアスリート強化事業「ビクトリープロジェクト」に取り組む味の素グループが、これまでアスリート専用に提供してきた冷凍食品の〝選手強化ギョーザ〟を商品化。新ブランド「For ATHLETE」を立ち上げ、「エナジーギョーザ」(30個入/525g、1200円)、「コンディショニングギョーザ」(同/720g、1500円)を味の素冷凍食品公式通販で8月25日から発売した。
ビクトリープロジェクトを通じ、アスリートにアンケートを実施したところ91%が「餃子が好き」と回答。さらに「餃子なら食欲がなくても食べられる」という声も多く、卓球の伊藤美誠選手、柔道の阿部一二三選手・詩選手らとともに「エネルギー摂取」「コンディション調整」をテーマに商品開発に至った。
試合前には、豚・鶏肉を使った具材を米粉で包み炭水化物、ビタミンB1が多く取れる「エナジーギョーザ」。試合後には大豆、鶏肉、たっぷりの野菜でタンパク質、ビタミン類(A・C・E)が補給できる「コンディショニングギョーザ」を推奨する。いずれも油・水なしで調理でき、部活に励む中高生や健康意識の高い生活者の食事、運動会のお弁当などでの活用を狙う。
発売日には都内の餃子専門店「GYOZA IT.」で発表会を開き、味の素冷食の下保寛専務が概要を説明した。東京2020オリンピックの選手村では、主力の「ギョーザ」が非常に好評を得た。改めて「ギョーザ」の品質の高さを実感する機会となり、「For ATHLETE」では、スポーツ栄養とおいしさを両立させ新たな需要獲得に乗り出す。
また味の素の栗原秀文ビクトリープロジェクトシニアディレクターは、阿部一二三選手・詩選手ともオリンピック中も「For ATHLETE」の「ギョーザ」を食べ体調管理していたと明かし、「高いパフォーマンスの発揮に貢献できる」と笑みを見せた。
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