春のパーティーレシピを共同開発
食物アレルギー配慮商品を扱う食品メーカー4社(オタフクソース、永谷園、日本ハム、ハウス食品)は、「食物アレルギー」という社会問題に貢献するため昨年9月から取り組みを開始。その中で協働開発したレシピ6種を4月12日、東京のホテルニューオータニで報道陣に公開。またNPO法人アレルギーっこパパの会理事長、認定NPO法人アトピッ子地球の子ネットワーク理事の今村慎太郎氏を講師に招き、食物アレルギーとどう向き合うかを報道陣と一緒に考える時間を設けた。
日本全国で食物アレルギーに悩む人は1200万人以上、その数は10人に1人いるとされ、発症は乳幼児に多いものの大人になって発症するケースも少なくない。今回、取り組みを始めたメーカー4社はそれぞれで食物アレルギー配慮商品を販売、消費者や患者会、医師等とのコミュニケーションを図ってきたが、この社会課題に協働で取り組むことで、さらなる活動の拡がりを進める。
具体的には昨年9月にプロジェクトを発足、キックオフミーティングを経て活動理念「みんなで食事をおいしく楽しめる社会の実現」を設定。そして取り組みの第1弾として、春先の人が集まる機会に向け「パーティーメニュー」を今年1月に発表し、各社のホームページやアスクルのWEB通販サイト「LOHACO」内に3月20日開設した、食物アレルギー配慮商品特集ページで紹介している。
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