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イオンスタイル岡山青江がオープン/イオンリテール

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5年をかけNSC型としてリニューアル

ワンフロアで生活サポート

イオンリテールは7月26日、イオンスタイル岡山青江をオープンした。23日から3日間行ったソフトオープンでは累計2万人強(想定比130%)が来店、本オープンも1000人が列をなす盛況を見せた。

1976年、ジャスコ岡山店としてオープン以降、40年にわたり地元客から親しまれてきたが、2014年に閉店。5年の時を経て現在の需要に対応したNSC型として新たにオープンした。

同店舗が立地する岡山市北区は車で15分圏内に16万世帯、33万人が居住。30~40歳代の構成が高く、共働きの夫婦、単身者が多い。人口・世帯数とも増加し、今後の成長も期待。店舗北側には岡山赤十字病院が隣接、昼間は医療福祉従事者が多く、西側は駅周辺への車通勤に便利な国道30号線に面している。ただ、周辺には飲食やアパレル等の専門店が多いもののそれぞれ独立しており、ワンストップショッピングを比較的短時間で行える施設がなかった。

このため、同店では生活に必要な商品やサービスをワンフロアに集約。ワンストップ、ショートタイムをキーワードに、忙しい30~40歳代のファミリーや20歳代、70歳代の単身者の日々の生活をサポートする。

旧店舗で利便性を欠いた駐車場も改善。店内では岡山の「じもの(地物)」を強化。瀬戸内の各漁港から直送の地獲れ鮮魚、JA岡山による産直農産品、ブランド肉、酒類など鮮度にこだわった地域の食材を集めた。

バイオーダーのステーキや海鮮丼、とんかつ定食などが楽しめるイートインスペース「ここdeデリ」を展開。できたて惣菜や世界の輸入食品、肌着を中心としたIC(インナーカジュアル)ブランドも展開し美と健康をサポートする専門店も出店。さらにネットスーパーやオンラインショップの店舗受取も開始するなど、日々の暮らしをサポートする専門店やサービスが充実。

26日に店舗説明会を行ったイオンリテール・井出武美社長は、岡山エリアには岡山駅前にイオンモールがあるほか、マックスバリュ西日本やマルナカが展開する店舗が点在することから「当店はグループ各店舗と差別化を図るべく、3km商圏に絞り込み、ワンストップ・ワンフロア業態に仕上げた」とし、今後もワンフロアで食とドラッグ、衣料品の新たなコンビネーションを提案するフォーマット作りを進める考えを示した。

井出社長

なお来場者数は月間18万人、年間で200万人を想定する。

【店舗概要】所在地/岡山市北区青江2-7-11▽店長/前田尚平▽規模/敷地2.79万㎡、売場7676㎡(直営5450㎡※直営食品は2000㎡)▽駐車・駐輪台数/420台・250台▽従業員数/社員36人、パート・アルバイト260人

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