独自企画が好評博す
味の素大阪支社は7月10日、帝国ホテル大阪で2024年秋季施策提案会を開催。関西・中四国エリアの流通・量販店・業務用得意先・行政関係者など約500人が参加。新商品36品、リニューアル品94品を発表した。
会場入り口では「ラブべジ」や「あさくらぶ」などのASVの取り組みを紹介。また今回、目玉となったのが味の素グループ大阪の独自企画「推し」だしメニュー提案。鍋メニューやアンチョビ風パスタなど「ほんだし」それぞれの味わいに合わせて様々な切り口でアレンジレシピを紹介した。他にもインバウンド向け商品の展示など、大阪支社オリジナルの企画が好評を博した。
新商品紹介ブースで特に注目を集めたのは、韓国合わせ調味料の「Cook Do KOREA!」。今秋から同ブランドを全面リニューアルし、新たに「Cook Do KOREA! ヤンニョム炒め用」、「同 プルコギ用」を発売する。本格的な韓国風の味わいながらも、米がすすむおかずとして仕上げ、同社の特長を存分に活かした商品となっている。
さらに、味の素冷凍食品からは弁当作りの新しい形として「おべんと PON」シリーズを提案。冷凍食品業界初のスティック形状のパッケージで展開し、冷凍庫の隙間に収納しやすくトレーレスで廃棄も簡便化。自然解凍でそのまま弁当に入れることが出来るため時短にも貢献する。
その他にも味の素AGFから「ブレンディ 飲み比べアソート20本」や、ヤマキのレンジ対応鍋つゆ「楽チン鍋」シリーズ2種、J―オイルミルズの「AJINOMOTO EurOlive」スマートグリーンパックなどの新商品を紹介した。
味の素・小笠原卓也大阪支店長=写真左端=は「既存品の活性化や新商品の発売を通じて、購買点数の増加を目指す取り組みを進めていく」とコメント。今年度中には、共通テーマを据え、グループ全体での販促フェアの開催を検討している。
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