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〝コナモンの日〟に向けプレイベント/日本コナモン協会

投稿日:2024年5月1日

大阪なんばグランド花月前で大試食会

コナモンの日を前にプレイベント開催

一般社団法人日本コナモン協会は4月26日、大阪なんばグランド花月前で5月7日のコナモンの日に向けたプレイベントを開催。当日は100人が来場し「たこ焼きの未来を考える大試食会!」を実施したほか、やきそば総研の活動報告や「あなたの推し麺」募集を告知した。

今年で22回目を迎えるコナモンの日。今年はお好み焼の人気に隠れがちなたこ焼、焼そばの魅力発信を行う。プレイベントでは冒頭、一般社団法人大阪活性化事業実行委員会・千田忠司代表理事が祝辞を述べた。続いて日本コナモン協会・熊谷真菜会長と道頓堀たこ焼連合会・垣内健祐氏(たこ八副社長)が焼そば総研がスタートしたこと、大阪の焼きそばの特長として蒸し麺が多いこと、さらに「道頓堀焼そば」の存在などをアピールした。また、夏場こそ野菜たっぷりのヘルシーな焼そばを食べようと呼びかけ〝やきそばの達人「あなたの推し麺」″の募集も告知。

さらに熊谷会長、文化庁・髙橋一成参事官、あかし玉子焼ひろめ隊・古志利宗隊長(明石夢工房代表)が、100年フードに認定されているコナモンは、今後も伝承されるべき価値ある食品であることを説明。現在250の食文化が100年フードの認定を受けているが、うち25%がコナモンであることや玉子焼(明石焼)こそが大阪たこ焼のルーツであることなどが披露された。

たこ焼ソースについてはオタフクソース・島原由里子大阪支店長が「今、大阪で最も売れている当社のたこ焼ソースは、『だしと醤油のたこ焼ソース』。業務用ではぽん酢風味のソースも人気」とその変遷を語った。また道頓堀たこ焼連合会、甲賀流の田中由弘社長は「かつては邪道視された、コナモンにマヨネーズという組み合わせが今では王道となっている」と訴えると、キユーピー・猿渡守大阪支店長も「当社のマヨネーズはオコ・タコに合うように、ボトルの口に三つ穴をあけ、家庭でも網掛けができるようにした。今後、さらにオコ・タコに合うマヨネーズが登場するかも」とほのめかし、会場を盛り上げた。

最後に〝未来のたこ焼、その多様性を味わう大試食会&イイね投票″が、米・米粉消費拡大推進プロジェクトの協力のもと行われた。試食する3種のたこ焼に一つだけ米粉の入ったメニューがあるが、どれが米粉入りかは明かされず投票を開始。集まった参加者はそれぞれ好みのたこ焼に投票していた。

今年はたこ焼・焼そばをアピール(右から熊谷会長、垣内副社長)

ソースやマヨの変遷を語る(左からキユーピー・猿渡支店長、甲賀流・田中社長、オタフクソース・島原支店長)

試食・投票に100人が参加

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