駅直結でアクセス抜群
島野店長
ダイエーは6月27日に「イオンフードスタイル千船店」（大阪市西淀川区）をオープン。阪神電鉄千船駅前で1973年から営業を続けてきた「グルメシティ千船店」を6月23日に営業終了し、同駅高架下でリニューアルする商業施設「アバリーナ千船」の1階に新たな商品を取り揃えて再オープン。客単価は約1300円を見込み、売り上げは旧店比で150％の約10億円を計画している。
新店では、地域住民に寄り添いつつ、１日当たり乗降客1.4万人（平日1.7万、土日祝1万）の利用を見込めることから、若年層に向けた売り場づくりを強化。即食・簡便性を重視し、ベーカリー・デリカは売り場を拡大してアイテム数も増加。人気の「ティーズバーガー」シリーズでは、「サクサクチキンフィレオバーガー」など全6種を展開。また「おだし亭 鉄板いか焼き（たっぷり九条ネギ）」や「同 鉄板お好み焼き（豚玉）」を発売。同部門の売り上げは旧店舗の２～3倍を目標としている。
また、スイーツにも力を入れる。話題の「黄金アップルパイ」のほか、店内で焼き上げる黄金パイシリーズを展開。さらに、人気クレープ店「Dipper Dan（ディッパーダン）」を運営するダイエーグループのオレンジフードコートが監修するオリジナルパンケーキを初めて販売する。30～40歳代の客構成比が旧店で15％だったところ、新店では20～25％を目指す。
店舗内装にもこだわりが。冷凍食品コーナーでは、水色と白を基調とした売り場作りで世界観を表現。視覚的にも冷凍食品の魅力を訴求する。また、昨年9月から同社で本格導入している、急速冷凍技術を使用した「冷凍dai革命」商品を全34品目展開。
売場面積は329坪（直営328.5、テナント0.5）。アイテムは約6870品目（畜産150、農産200、水産140、デリカ200、ベーカリー70、デイリー1700、グロサリー3300、衣料・住居余暇1100）。
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