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ビオラルみのおキューズモール店開業へ/ライフコーポレーション

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新駅・箕面萱野駅・STATION棟とともに3月23日から

注力するデリカをアピール

ライフコーポレーションは3月23日、大阪府箕面市に「ビオラルみのおキューズモール店」をオープン。北大阪急行電鉄が延伸して新たに開業する「箕面萱野」駅に隣接する商業施設・みのおキューズモールSTATION1棟内に、新駅開業と同日に開店。近畿圏でのビオラル出店は約2年振り(※画像は内覧会当時のもの)。

施設周辺は高級住宅街で、健康・自然食品などの需要も見られるが、専門業態が少ない。こうした背景からキューズモールを展開する東急不動産がビオラル出店を要請。ビオラル業態は北摂エリアと呼ばれる当該地に初出店となる。

250㎡の売場ながら、健康・自然派志向の商品を3725SKUそろえる。そのうち地元商品を含めた新商品は100種類を展開。子どもが多いエリア特性に合わせベビーフードなどを強化。家族の健康サポート業態を標榜しており、三浦教興店長は「子どものころからビオラルに親しみ、この業態が身近にあることが当たり前になるよう〝本来あるべき健康生活〟を顧客とともに発展させたい」と思いを述べた。

ビオラルで重要な位置付けにあるデリカは、業態コンセプトのオーガニック・ローカル・ヘルシー・サステナブルに基づいて開発。特に国産有機玄米を使用し、全てのおかずを発酵調味料で味付けした「発酵弁当」がイチ押し。また人気商品の低GI食品・アガベシロップを使用しオートミールが入った「有機レーズンとオートミールのザクザクビスケット」もおすすめ。地元商品としては箕面市のベーカリーによる「箕面デニッシュ サトウカエデ」、北摂地域で採取したはちみつ「蜂とオリーブ」などをコーナー展開。また、ガム以上の市場に成長したグミ新商品「てんさい糖使用のぶどうグミ」「同みかんグミ」は4月からの発売を前に、同店で先行して販売。

ビオラル商品の売上推移は、上期時点で前年比137%となる33億円。地域によって店舗フォーマットが変えられることが強み。看板商品でもあり利益商材でもあるデリカは、今回の新店の場合、店内加工と加工センターを半分ずつの割合で併用。さらに4台のレジは全てフルセルフレジを採用しコスト抑制を図る。今年からビオラル事業本部を立ち上げており、今後はより明確な計画やフォーマットを確立する予定だ。

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