声出し出陣式は4年ぶり
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出陣式で発声する、社員ら
近鉄百貨店では5月17日、中元商戦トップを切って大阪市のあべのハルカス近鉄本店で出陣式を行った。
売り場は昨年から1割規模を縮小したものの、ビールやハム、素麺など約1500点のアイテムが集結。声出し可能な中元出陣式はコロナ禍もあり4年ぶりの開催となり、法被姿の社員や浴衣姿の女性が威勢よく出陣の声を上げた。
今年は5月10日からネットショップでの受注を開始し、店頭は17日からスタート。あべのハルカスの来館数が6%増となる中、あえて目標値を設けず昨年実績5.7%減からの脱却を目指す。
コロナ前からの傾向だが、パーソナル感あるギフトの需要が高く、希少性、独自性などを求める消費者が多い。自宅用商品、ご褒美・おうちグルメや送料無料・込み、ワケあり商品などの「お得感」ニーズも依然として強く、カタログにも集中掲載して対応する。
同店舗では、今年初の北海道ギフト「北の宝」を開催。北海道公式アンテナショップ・どさんこプラザから、長万部町産ブランドホタテ「湾宝」や、脂がジューシーで秋鮭とは一味違う「時知らず」などの13アイテムの商品を、生産者や事業者と連携して取り扱う。
営業政策本部の北村真一課長は「トップを切って出陣したからには、先行逃げ切りで」と兜の尾を締めた。
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ギフトをPRする浴衣姿の女性
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初企画の北海道「北の宝」ギフト
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