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京都市北東部に初進出/イオンリテール

投稿日:2023年3月6日

イオンスタイル修学院小町をオープン

イオン未経験エリアに修学院小町がオープン

イオンリテールは3月2日、京都市左京区にイオンスタイル修学院小町をオープン。京都で展開する売場面積1000㎡以下の実験小型店「小町」ブランドとしては、西陣小町、西の京小町に次ぐ3店舗目となる。

京都市北東部ではイオン初の店舗。1㎞商圏を基盤に、30~50歳代のファミリー需要を確保する。また周辺は大学も多く、20~30歳代の単身者にも即食・簡便品などを訴求する。駐車場はなく徒歩・自転車客がメイン。叡山電鉄・修学院駅(1日乗降者2900人)、京都バス・修学院駅前(1500人)が近くアクセスは良好。

1階にデリカ、簡便品をそろえ生鮮は2階で展開。競合はフレスコ、いかりスーパー、業務スーパーなど。イオングループでの購入体験がない人が多く、デリカやトップバリュの強化や近接するウエルシア系ドラッグ・ダックス左京修学院店などと連携して認知度を高める。

生鮮強化型の店舗で売上構成比は51.2%。中でも京野菜や舞鶴漁港を中心とした鮮魚に注力。またデリカを筆頭に時短・簡便品も強化したほか、健康提案として「トップバリュ ベジティブ」のように植物代替食品もそろえた。冷食は名店監修品や冷凍自販機などで販売される箱入り商材(餃子10個前後入りで800~1000円の売価)も強化。冷食は地域一番店を目指す。

地域のこだわり商品として山一パン総本店のパン類、とようけ屋の油揚げ、桝伍(ますご)の漬物などを集めた。また京都北区で創業85年の老舗・たまだけんのいちご大福なども訴求。加食では京都珈琲商工組合に加盟する小川珈琲、三喜屋珈琲など12社が共同開発した「KYOTO Coffee」を展開。

【店舗概要】所在地/京都市左京区山端壱丁田町8番8▽店長/高橋竜也▽規模/敷地1161㎡、売場980㎡▽従業員数/96人▽売上構成比/農産16.9、水産9.5、畜産9.1、デリカ15.7、加食19.6、日配は24.4、酒類3.8

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