吹田工場内ビールミュージアムが一新
アサヒビールは創業131年の新たな歩みを創業の地・大阪から始動。吹田工場内(大阪府吹田市)の「アサヒ ビールミュージアム」を4月25日リニューアルオープンする。大阪・吹田において『記憶に残る最高の一杯に出会える場所』をコンセプトにした体感型施設が生まれた。
ミュージアムでは主にアサヒビールのこれまでの歴史、製造工程の見学と合わせて一人ひとりがお酒を楽しく飲むための「スマートドリンキング」を推進。体調や季節、雰囲気など多様性を大切にすることをコンセプトにする。昨年4月、同社の茨城工場(茨城県守谷市)に「スーパードライミュージアム」をオープン。今回はこれに次いで2番目となる吹田工場でも、スーパードライの製造工程など臨場感溢れる映像と音響によるアトラクション『スーパードライ ゴーライド』を導入した。実際にビール缶の上に乗った気分で迫力を体感できる。このほか、樽生ビールを実際に注ぐ『サーブ体験』や来場者にお気に入りのビールが試飲できる『カフェテリア』など充実した施設となっている。
リニューアルオープンに先駆けて4月15日に報道関係者へ施設を公開。アサヒビールマーケティング企画部長の江口康雄氏は、「1891年に大阪麦酒会社の工場が現在の吹田工場に受け継がれて昨年130年」と歴史を振り返り感謝の言葉。一昨年からコロナの影響で工場見学ができない状況だが、「創業地である大阪から『スーパードライ』の美味しさを体感できる施設として、最高の明日を提供したい」と今年で発売36年になるスーパードライへの思いを込めた。
発表会では、フリーアナウンサーの鷲見玲奈、お笑いコンビの笑い飯(西田幸治と哲夫)が登場。笑い飯の哲夫さんは「スーパードライ ゴーライド体験は、USJに続く大阪の名所になる」と会場を盛り上げる一幕もあった。また、記憶に残るエピソードトークで鷲見さんは、思い出の場面として「アナウンサー内定の瞬間」を挙げた。
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