ハンガリーで人気の健康酒「ウニクム」など多彩な品揃え
国分グループは3月の東京会場に続き、「国分輸入洋酒展示試飲会」を5月16日にウェスティンホテル大阪で開催。ワインを中心に洋酒283品に加え国分開発食品、国産「JWINE」のほか国分推奨和酒など計321品を展示。小売業や酒販店など約250人が集まった。
高質シャンパーニュの「ジャカール」やハンガリーの国民的健康酒「ウニクム」、トスカーナの№1メーカー・チェッキ社の商品各種、同じくイタリアのパスクア社の微発泡ワインなどが紹介された。
特に目を引いた「ウニクム」は、ハンガリーでは知らない人はいないと言われるほど親しまれている健康酒(リキュール)で、少しの苦みはあるもののクセになる味わいが特徴。売れ筋の500mlはホテルやバー業態等では知られているが、今回50mlや100mlを揃え量販店やドラッグなど家庭用ルートにも提案する。グレープフルーツジュースで割るのがおすすめ。
またパスクア社の微発泡ワインは、今春から販売を開始した「プライ」シリーズが女性に人気。微発泡だが赤・白・ロゼを揃え、女子会に好適な商材としてカラオケ店や居酒屋等へ訴求する。
食品は開発商品の「にっぽんの果実Pro」シリーズ等を中心に提案。さらに推奨和酒の一つである泡盛「がじゅまる」を、UCCの「BLACK無糖」で割った「泡盛ブラックボール」を提案した。BLACK無糖は香料不使用のため酒の割剤としては最適というのが、今や酒類業界の定説となっている。
また別会場ではバイオーダー商品も案内。コンクール金賞受賞ワインや厳選シャトーワイン等が紹介された。ワイン市場は定番品が多いが訪日外国人の増加もあり、より品揃えの幅を拡げる必要がある。展示会を通して通常日本に入荷することのない有名ワイナリーの商品も積極的に提案していく。
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