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ITで物流の新常態に挑む/QBIT Robotics

投稿日:2021年6月9日

ロボットが配送集荷

ロボティクス・サービス・プロバイダーのQBIT Robotics(東京都、中野浩也社長兼CEO)は、複数メーカーの自動搬送ロボット群とロボットアームをクラウドで統合した大規模オフィスビル向け館内配送集荷サービスを開発。

その実証実験を森トラストと協力し、東京の城山トラストタワーで6月2日から開始した。コロナ禍で非対面・非接触による荷物の配送が求められており、ITとロボットの融合で物流のニューノーマルに挑戦。慢性的な人手不足が続く物流現場の課題も解決する。

今回の取り組みは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の「自動走行ロボットを活用した新たな配送サービス技術開発事業」の補助を受けたもの。

実証実験では西濃運輸、佐川急便、ビルテナントの協力の下、実際の荷物を使い、大きさと届け先に適した自動搬送ロボットを自動選択して配送集荷する。配送時にはドライバーは入館することなく荷下ろしを行い、仕分けや館内配送はロボットが全て行う。集荷ではロボットアーム登載の専用荷物棚に小型荷物を載せると自動搬送ロボットに自動で積み込まれる。テナント側はタブレットを使い、30分単位で何度でも集荷依頼できる。

実証実験の成果を生かし、今年後半からのサービス提供開始を目指す。オフィス延床面積10万㎡以上の国内大規模オフィスビル約1600棟と、敷地面積3万㎡以上の国内大規模ショッピングセンター約400カ所をターゲットに販売予定。さらにオフィス設備の自動貸し出しや回収、商品の自動巡回販売などの取り組みも検討している。

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