世界のマヨネーズ料理が楽しめる「World Mayo Kitchen」がスタート
1925年(大正14年)に日本で生まれた「キユーピー マヨネーズ」が、今年100周年を迎えた。現在では世界7カ国での生産、販売拠点は11カ国、世界79の国と地域で日本の味が親しまれている。2月28日に東京・六本木ヒルズでメディア向け発表会を開催したキユーピーは、さらなるグローバル展開への決意を発表した。
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100周年スローガンとロゴ 髙宮社長
100周年記念ロゴとスローガンに込めた想いについて、キユーピーの髙宮満代表取締役社長執行役員は「still in progress.いまだ進歩の途上。という想いを込めています。100年という時間はとても長いものでした。しかし、まだまだこれから先の100年、その先に向けて、我々は商品を磨き続け、たくさんの方たちに喜んで頂ける。こういうものを作り続けるという決意を込めている。皆さまも一緒になって、キユーピー マヨネーズを育ててあげてください」と、100周年イベントの開幕を宣言した。
「キユーピー マヨネーズ」100周年プロジェクトを担当する濱崎伸也取締役常務執行役員は、ロイヤルユーザーへの感謝と新たなファンづくり、そしてグローバルでのブランディング強化とともに社会課題の解決にも貢献していく考えを示した。ロイヤルユーザーへの感謝として、「100th Anniversary プレゼントキャンペーン」の実施。そして新たなファンづくりにつなげる「マヨネーズで世界を巡る World Mayo Kitchen」が東京・六本木を皮切りに全国7都市で展開。さらには家庭用の新商品「キユーピー 世界を味わうマヨ」シリーズ。業務用では、マヨネーズの起源と言われるマオンのソースに着想した「キユーピー マオンソース」を発売した。
そして、100周年の節目を機に、グローバルブランディングを開始する。世界の人びとに向けて統一ブランドを展開する。キーワードは“KEWPIE IT.”。現在、マヨネーズの販売は国内で約600億円、海外は約500億円。濱崎常務は「2030年代中頃には、海外は国内と同程度の規模まで拡大するのではないか」との見通しを語った。さらに世界の子どもたちを笑顔にできる活動として、マヨネーズの販売を通じて、国連WFPの学校給食プログラムを支援し、子どもたちの栄養と教育改善、野菜の大切さを伝えていく。また、グループ全従業員の笑顔の写真で1枚のモザイクアートを制作し、本社に展示する。
世界のマヨネーズ料理がキッチンカーで楽しめるイベント「World Mayo Kitchen」が2月28日(13時)~3月2日までの3日間、東京・六本木ヒルズアリーナで開催される。着想から1年半をかけ、海外で働く現地スタッフとともに世界のマヨネーズ料理100品を開発。昨年実施した投票キャンペーン(総数76,574件)で選ばれたメニューを含む30品の中から、合計22品のメニューを販売する。また、マヨネーズのトリビアや歴史が学べる展示パネルも設置。週末限定でワークショップも行われる。
今後は、福岡会場(博多駅前広場:3月29・30日)、名古屋会場(JRゲートタワーイベントスペース:4月12・13日)、大阪会場(決定次第公開:4月26・27日)、仙台会場(泉パークタウンタピオ南館1Fセンターコート:5月17・18日)、札幌会場(サッポロファクトリー西広場:5月31日・6月1日)、広島会場(ひろしまゲートパーク:7月5・6日)で順次開催される。提供メニューやワークショップの内容は、特設サイトで順次公開を予定する。
特設サイト
https://www.kewpie.co.jp/world-mayo-kitchen/event-guide/
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