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「ジャパンチーズアワード2020」開催/NPO法人チーズプロフェッショナル協会

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グランプリは自然放牧で育成の生乳を使ったハードチーズ「幸」

しあわせチーズ工房のハードチーズ「幸(さち)」

国産ナチュラルチーズの最高峰を決めるコンテスト「ジャパンチーズアワード2020」の審査会が10月17日に開催され、しあわせチーズ工房の「幸(さち)」がグランプリに輝いた。

NPO法人チーズプロフェッショナル協会主催の「ジャパンチーズアワード」は、国産ナチュラルチーズ生産者を応援するためのプロジェクトで、2014年から隔年で開催されている。
4回目となる今年は4月以前に発売済みのチーズが対象で、「ストリング」や「オープンカテゴリー」などの新たなカテゴリーが加わった。応募総数は国内79工房からの21部門233品で、出品数・出展者ともに毎回増加している。

「ジャパンチーズアワード」の特長は、審査方法にもある。
海外チーズコンクールでの審査経験も豊富な特別審査員3名と、有資格者であるチーズプロフェッショナルから選抜され審査訓練を重ねてきた51名、今回新たに販売者19名を加えた計81名が審査にあたり、「形・外観」「生地・組織」「におい・味」の3項目を評価。
また、審査過程での評価内容は集約され、助言・提案と合わせて出品者にフィードバックされる。

グランプリを獲得した「幸」は、加熱圧搾6カ月以上部門のハードチーズ。
北海道足寄郡足寄町の「ミルクロード」沿いにある、しあわせチーズ工房で、無農薬・無化学肥料の放牧地で自然放牧されている5~11月の生乳で製造された。味と香りがよく発酵力も強いので、2016年の第1回アワードでは加熱圧搾6カ月未満部門の最優秀部門賞となっている。

NPO法人チーズプロフェッショナル協会の本間るみ子会長は、グランプリ「幸」について「表面状態を見ただけで、原料乳牛たちの飼育環境や健康状態の良さがうかがえる」と評価。
また、ハードチーズの出品数が増加傾向にあることに触れ、「ビジネス的リスクが高いハードチーズの生産増は、勉強熱心で技術に自信がある工房が増えたから。日本がチーズで世界一となる日がいずれ来る」と総評した。

表彰式は12月1日に東京都内で開催される予定。

第1次審査の模様(10月17日)

ジャパンチーズアワード公式サイト
https://www.japancheeseaward.com

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