最新技術を活用したデジタル避難訓練を実施／東北大学、九州大学、イオン、イオンモール、いわき市

東北大学災害科学国際研究所、九州大学データ駆動イノベーション推進本部、イオン、イオンモール、いわき市は3月3日に、最新のデジタル技術を活用した津波避難訓練を行う。

イオンモールいわき小名浜とその周辺地域（地元住民・高専生等約70人対象）で実施。生成AIと実空間メタバースによる避難訓練と実証実験。JST未来社会創造事業の支援を受けて実施する。

実空間に情報を付与する実空間メタバースを、カメラに写った画像から正確にカメラの位置や向きを特定するVisual Positioning Systemにより実現し、スマホアプリとして提供。避難所をサポートするAIアバターは、大規模言語モデルによる生成AIを使用し構築。多くの知識を習得でき、それに基づいた対話が可能なAIアバターとなっている。

九州大が避難訓練の企画・運営、また東北大と各分野で研究開発を実施。イオン・イオンモール・いわき市は実用化に向けた技術検証や避難訓練の支援、場所の提供を行う。