国分グループ本社が共催
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産地の特徴を生かした「ボグナール」
今年、日本とハンガリーは外交関係150周年を迎え、11月19日に東京都港区のザ・プリンス パークタワー東京で、ハンガリーワインセミナー・試飲会(ハンガリー大使館、国分グループ本社共催)が開催された。
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パラノビチ・ノルバート駐日ハンガリー大使
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マスターオブワインのエリザベス・カベイ
冒頭あいさつでパラノビチ・ノルバート駐日ハンガリー大使は、外交関係150周年について触れ、協定3日後にハンガリー製品の展示会が開かれ、その中心はワインだったと150年前を振り返った。「世界的にも魅力的なワインは多くあるが、これまでマーケティングが上手ではなかった」とし、専門家の力を借りてハンガリーワインの魅力をより伝えていきたいと話した。
セミナーではワイン界のMBAとも称されるマスター・オブ・ワインのエリザベス・カベイ氏による「ハンガリーワインの魅力とは何か?」を講演。ハンガリーワインの歴史、ブドウの産地や独自品種などの基礎知識を紹介。大量生産を主としていた社会主義時代を経て、創造的なワイン製造へと移り変わった時代の変遷を辿った。
ハンガリーワインの一番の特徴は、しっかりとした〝酸味〟にある。また、タンニン(ポリフェノール)がきめ細かく、アロマティックさやフルーティさが出るという。
カベイ氏は魅力の発信に際し、相性の良い日本食メニューを探求。フレッシュな酸味を考慮してサンマやホッケのほか、寄せ鍋(ポン酢)と合わせるアイディアを披露した。
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