時短や特別感、飲み方の自由度など存在価値高める

左から小笹明子氏、阿部氏、有永直子氏
キーコーヒーは8月24日、本社(東京都港区)で会見を開き、9月1日から発売する秋冬の新商品(全てオープン価格)を発表。マーケティング本部R&Dグループリーダーの阿部祐美子氏は、「コーヒーが、生活必需品に近い存在となる中、時短や特別感、飲み方の自由度を軸に新たな需要を開拓する」と意気込みを語った。
■最短10秒の「JET BREW」にキリマンジャロ
昨秋から展開する「最短10秒!手軽に楽しめるレギュラーコーヒー」がコンセプトの「KEY DOORS+ JET BREW」からは、新たに「KEY DOORS+ JET BREW キリマンジャロ」(6.5g×8袋)を追加。キリマンジャロを100%使用し、キャラメル様の甘い香りと、後に続くリッチな甘さの余韻が特長だ。
「JET BREW」は比較的若い世代からも支持を得る一方、導入店舗での回転率向上を課題にあげ、今秋はシリーズ全体のパッケージをリニューアル。従来のくすみカラーから鮮やかな色合いに変更し、「10秒」など商品の特徴を一目で分かるデザインとした。
阿部氏は、「JET BREW」について、業務用やオンラインショップで先行販売した際に、実際に使用した人が自ら商品を探して購入し、レビューを書くなど、能動的な反応が多かったと説明。「知ってもらえば、もっと伸びる」という手応えがあり、忙しい生活者のライフスタイルにもマッチするとして、テレビCMも放映し、さらなる認知拡大に期待を示した。

秋の新商品

ハンドドリップの実演も
■「コーヒー鑑定士監修」でブルンジの魅力を訴求
レギュラーコーヒーの中容量帯では、「KEY DOORS+ コーヒー鑑定士監修 ブルンジブレンド(粉)」(180g)を発売する。同社に在籍する複数のコーヒー鑑定士が監修して商品を設計し、ブルンジ産コーヒーをブレンドの軸に、華やかな香りとコクを生かした香り高い味わいに仕上げた。
これまでにない特別感や新規性を打ち出すため、流通量が少なく、スペシャルティコーヒー市場でも注目されるブルンジ産を採用。ブルンジはアフリカ大陸中央東部に位置し、国土の多くが標高1500m以上の高原地帯で、コーヒー生産が主要輸出産業となっている。パッケージにはブルンジの国旗を想起させる配色とアフリカ工芸を感じさせる幾何学柄を採用。「コーヒー鑑定士監修」の文字も目立つように配置し、品質への信頼感を訴求する。

「JET BREW」は刷新しCMも放映

多彩なアインアップで秋商戦に挑む
■袋タイプで「自分好み」のカフェオレ
インスタントコーヒーミックスからは、袋タイプの「カフェオレ 芳醇な甘さ」(96g)を発売する。インスタントコーヒーミックス市場は、物価高の環境下においても数量を維持しており、需要が底堅いカテゴリーと捉えている。コーヒーを飲むシーンが多様化する中、味わいや量を自分好みに調整できる価値を打ち出す。
同商品には、微粉砕レギュラーコーヒーを一部使用することで、コーヒー感や香ばしさを高め、芳醇な甘さとまろやかなミルクを調和させた。袋タイプのため、粉の量を加減して濃さを自由に調整できる。ホットだけでなく、アイスカフェオレとしても楽しめる。
また、阿部氏は今後のコーヒー市場についても言及し、「コーヒーは嗜好品でありなが、もはや生活必需品の領域」にあると指摘。価格上昇が続く中でも、一度飲んで満足し生活に溶け込んだ商品は最終的に選ばれ続けるとして、「価格ではなく価値で買ってもらえる、なくてはならない存在の商品」を増やしていく考えを示した。猛暑に対しても、アイスでも楽しめる商品や、水出しコーヒー、リキッドコーヒーなど幅広いラインアップであらゆるニーズに応えていく考えを示した。
「キーコーヒー」コーポレートサイト
https://www.keycoffee.co.jp/
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