THE FOOD WEEKLY

Pickup 麺類

〝一番星の陣〟発動、秋冬攻勢へ/明星食品

投稿日:

好調汁なし麺戦略を継続
一平ちゃん超特盛、韓流辛麺も

豊留社長㊧と木所取締役㊨、チャルメラおじさん

明星食品は8月7日、本社で2026年秋冬新商品発表会を開き、秋冬商戦に向けたマーケティング戦略を発表した。今春夏に成果を上げた「汁なし麺拡大戦略」を継続するとともに、「明星 チャルメラ」60周年、「明星 中華三昧」45周年を迎える主力ブランドの価値向上、「新・明星五重塔戦略」の拡充、商品を通じた地域共創を進める。

豊留昭浩社長は、酷暑や食料品価格の高止まりなど厳しい市場環境に触れながらも、即席めん需要は底堅いと説明。同社の第1四半期は売上高が前年同期比106%となり、汁なし麺が販売をけん引した。利益は前年の高水準の反動で95%となったものの、2024年比では119%と増益を確保した。

今春夏の取り組みでは、汁なし袋めんに伸びしろがあると判断。「明星 一平ちゃん夜店の焼そば 袋 からしマヨ付5食パック」を投入したほか、「明星 中華三昧 赤坂璃宮 辛涼麺」などを展開し、汁なし袋めんの売上高は前年同期比約2倍に伸長した。秋冬もカップ・袋の両輪で汁なし麺市場の拡大を狙う。

その象徴となるのが「明星 一平ちゃん夜店の焼そば」だ。8月には袋めんの全国展開に加え、24日にブランド史上初の「明星 一平ちゃん夜店の焼そば 超特盛 からしマヨ2個付」(340円)を発売。麺180g、からしマヨネーズ2個付きとし、ボリューム需要を取り込む。

また、韓国系即席めん市場の伸長を背景に、新たな「旨辛」提案にも乗り出す。9月14日には「明星 韓流辛麺(はんりゅうしんめん) 激辛牛だしチゲラーメン」「同 激辛濃厚カルボラーメン」(各261円)を発売。韓国で親しまれる調味料「ダシダ」を使い、辛さだけでなく旨みや濃厚感を訴求する。

一方、主力ブランドでは「明星 チャルメラ」60周年、「明星 中華三昧」45周年を機に周年施策を強化。「明星 中華三昧」では、お客様の復活を望む声に応え「四川飯店 四川風味噌」(197円)を8月24日から期間限定で発売する。

さらに、PremiumラインからSuper Valueラインまで五つの価格・価値帯で商品を展開する「五重塔戦略」を拡充。韓国系商品のほか、「明星 別格麺神 名古屋台湾ラーメン」(336円)や「明星 評判屋」袋めんの刷新など、各ラインで商品を強化する。「明星 評判屋」袋めんではノンフライ細麺を採用し、減塩とおいしさの両立を図る。

地域共創では、首里城正殿の復元を記念し、10月26日に「明星 食べて応援 沖縄そうめんチャンプルー」(252円)を発売。「食べて応援」シリーズを通じて、沖縄の地域産業や環境保全活動を支援する。

木所敬雄取締役マーケティング本部長は、各ブランドがそれぞれの市場で「第一想起」を獲得することを重視。「麺といえば明星」「焼そばといえば一平ちゃん」「油そばといえばぶぶか」「汁なし麺といえば明星」を目指す考えを示し、今秋冬の五重塔戦略を「明星五重塔戦略 一番星の陣2026」と名付けた。

WEB先行記事

-Pickup, 麺類

Copyright© フードウイークリーWEB|週刊食品 , 2026 All Rights Reserved Powered by STINGER.