CMに出演する杏さんも新たな味わいを体験


北川淳一社長
「ごま油のかどや」から、世界でごまの可能性をひらくブランドへ
発表会の冒頭、北川淳一社長がリブランディングの狙いを説明。1858年の創業以来、ごま一筋で歩んできた同社は、国内ごま油市場で約45%のトップシェアを持つ。2026年3月期には売上高が初めて400億円を突破し、海外売上比率も約3割まで拡大している。
今回のリニューアルでは、伝統の「山角(ヤマカク)」マークを継承しながら、国内・海外とも英文ロゴ「KADOYA」に刷新。タグラインには「ひらけ、ごまの可能性。」を採用し、「ごま油のかどや」から、ごまの価値そのものを世界に広げるブランドへの転換を打ち出した。新ブランドは11月5日の「ごまの日」から本格展開する。


北川社長は「今回のブランドリニューアルは、長く親しまれてきた『ごま油のかどや』という存在から、ごまが持つおいしさ、健康価値、そしてまだ見ぬ可能性を世界へひらいていく会社へと進化していくための決意表明」と説明。新領域開拓やブランド基盤の再構築を進めていく考えを示した。
洋食に「ごま油」という新しい選択肢
そのリブランディングを象徴する商品として投入するのが「ISOLETTA」だ。9月1日から全国のスーパーマーケット、公式オンラインショップなどで発売する。200g、オープン価格。
上質なごまを低温でふっくらと焙煎することで、ごま本来のコクを残しながら、ナッツを思わせるまろやかな風味と、澄んだ軽やかな後味を実現。サラダ、パスタ、カルパッチョ、パンなどに、オリーブオイルのように仕上げとしてかけて楽しめる。
同社は「ごま油は和食・中華・韓国」という固定観念を越え、洋食におけるごま油の未開拓領域に着目。料理の素材本来の味を生かしながら、まろやかなコクと軽やかな余韻を加える新しいオイルとして提案する。
実勢定番売価は700円前後を想定し、初年度は数億円の販売を目標とする。3年間かけて育成し、最終的にはオリーブオイル市場の1割程度に当たる30~40億円規模を目指す。
発表会では、9月1日から順次放映する新CMに出演する杏さんが登壇。CMでは、スーパーで「ISOLETTA」と出会い、サラダやカルボナーラ、カルパッチョにかけながら、その味わいに驚き、新たなおいしさを発見していく姿を描いている。TV各局では9月7日から放映する。
実際に「ISOLETTA」を味わった杏さんは、「ナッツ感、新しい魅力を感じる。いろいろな料理に使えそう」とコメント。「素材の良さを活かせられる。食卓に新しい風を吹かせる」と、その味わいを表現した。

杏さんご試食
さらに「ドルチェにも合いそう」と用途の広がりにも触れ、「ひとさじ、かけてみたくなる。まず試してほしい」と呼びかけた。
CM撮影でもサラダ、カルボナーラ、カルパッチョを味わった杏さん。リリースでも、特にカルボナーラについて「チーズやベーコンのコクと混ざり合い、とてもしっかりとした美味しい味わい」とコメントしている。
また、日本とフランスを行き来する杏さんならではの洋食の楽しみ方については、「あえて和の素材で洋食を作ってみたり、洋の食材で和を作ってみたり」と、異なる文化を組み合わせる楽しさを紹介。「そういったまた違った魅力を一つに合わせるというのが、新鮮で面白い」と話した。

杏さん・ファビオシェフ トークセッション
ファビオシェフ「プロでも新たな発見」
イタリア料理人のファビオシェフは、「油は調味料として使う。オイルをどういう風に使うかがポイント」と説明。「軽やかな味わいですごくおいしい。料理の味の邪魔をしない」と評価した。
さらに、イタリア料理でオリーブオイルを仕上げに使うように「ISOLETTA」もかけてみたいとし、「プロでも新たな発見になった」とコメント。洋食の仕上げにセサミオイルを使うという新しい提案に、料理のプロの視点から太鼓判を押した。
かどや製油にとって「ISOLETTA」は、単なる新商品ではなく、今回のブランドリニューアルが掲げる「ひらけ、ごまの可能性。」を食卓で具体化する商品となる。168年培ってきたごまの技術を基盤に、和食・中華中心だったごま油の用途を洋食へと広げ、新たな市場の創出を狙う。


北川社長・杏さん フォトセッション
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