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新フルーティスで市場最盛期へ戻す!/Mizkan

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マーケティング担当者が発売記念イベントで意欲

右から吉川碧さん、田中菜々美さん、奥岡奈宜さん

Mizkanは2月18日に、りんご酢ドリンク「フルーティス」の全面リニューアル商品(各500ml・700円)を発売した。発売を記念して2月25日、都内のTRUNK HOTEL内レストラン「KEYAKI」で発表会が開催され、マーケティング担当の田中菜々美氏、開発技術担当の奥岡奈宜氏、吉川碧氏が登壇。リニューアル背景や技術面、アレンジレシピが紹介された。

市場背景:縮小局面の中の挑戦
食酢飲料市場は、2000年代初頭のテレビ健康報道に呼応して拡大。2015年~2018年には、第1次・第2次韓国系ブランドブームが追い風となり、ミツカン「酢の力」による健康機能訴求も加わった。2021年には市場が過去最高に達したものの、近年は縮小傾向にある。酸味や甘味の強さで離脱する層も多く、従来の「健康のために我慢して飲むドリンク」というイメージが課題となっていた。
田中氏は「市場縮小という危機の中、フルーティスを再定義し、30~40代女性に支持されるブランドへ進化させることが重要」と語る。

リニューアルの3つのポイント
1. “新・果実体験”を生む「フルーティアップ製法」
リニューアルにより、従来の「健康のためにお酢をおいしく摂るドリンク」から、「お酢の力で果実をおいしく味わうリフレッシュドリンク」へ転換。長野県産シャインマスカット、福岡県産あまおう、国産白桃、ざくろの4種を展開。お酢と果汁の組み合わせで、すっきりとした甘みとジューシーな果実感を実現した。
2. アレンジ自在な濃縮飲料でライフスタイルに寄り添う
濃縮タイプの特性を活かし、水割りや炭酸割り、紅茶割り、ソイラテ、アルコール割り、アイスがけなど、多彩な楽しみ方を提案。田中氏は「濃さや割り材を自由に調整できることで、日常のリフレッシュ時間を演出できる」とコメント。
フレーバー別おすすめアレンジ
* シャインマスカット:紅茶割り/ソーダ割り
* あまおう:いちごミルク割り
* 白桃:ソーダ割り
* ざくろ:バニラアイスがけ/ソイラテ

3. 気分が上がるパッケージデザイン
ブランド名の「Su」を象徴的に配置し、“フルーツ×酢”を直感的に表現。果実画像に頼らず濃厚さをイラストで描写。パステルカラーを基調とし、女性的なリフレッシュ感やウェルビーイングを表現。手に取った瞬間に気分が上がるデザインを実現した。

味づくりの裏側
奥岡氏と吉川氏は、フレーバーごとの“味の設計図”を紹介。口に含んでから飲み終わるまでのトップ・ミドル・ラストを緻密に設計し、果実の香り・ジューシー感・余韻の満足感を最大化。
* シャインマスカット:皮感を出す苦味と塩でジューシー感を強化
* あまおう:濃厚な甘みと酸味を焙煎砂糖で調整
* 白桃:種に近い部分の味わいをりんご果汁と梅果汁で演出
* ざくろ:甘酸っぱさをぶどう果汁で整える

発売済みのフルーティスは、家ナカ・ソト双方で“新・果実体験”を提供。家庭だけでなく、ホテルや飲食店での導入も進み、田中氏は「この3年で最盛期(2021~22年)並みまで市場を回復させたい」と意欲を示した。

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