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沖縄SV・髙原代表のトークショーも/ネスレ日本

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「沖縄コーヒープロジェクト」をカフェで体験

左から、一色氏、宮平氏、髙原氏、深谷社長、又吉氏

ネスレ日本は、ネスカフェ原宿(東京都渋谷区)において、産地直送・体験型カフェ「めんそーれ原宿!沖縄コーヒーフェス supported by NESCAFÉ」を9月25日~10月19日まで開催。沖縄SV(エスファウ)と共に産学官連携で推進する「ネスカフェ 沖縄コーヒープロジェクト」、および沖縄県内でのコーヒー栽培の取り組みを広く発信する。

2019年4月に立ち上げた同プロジェクト。耕作放棄地などを活用し、これまで限定された量にとどまってきた沖縄県産のコーヒー豆の生産量を拡大することで、新たな特産品とすると共に農業就業者の高齢化や後継者不足といった沖縄県の第一次産業における問題解決を目指している。ネスレは、県内に専任の農学者を常駐させ、「ネスカフェ プラン」「ネスカフェ プラン2030」で培った知見を活かし、沖縄県の気候、土壌に適したコーヒーの研究、苗木や種の提供、栽培技術の支援を無償で実施。沖縄SVは、コーヒー栽培に関わる農作業に、選手と関係者が従事。さらに、賛同する地元農家も参加し、現在20カ所の農場でコーヒー栽培を行う。

今回の体験型カフェでは、そうした取り組みを実際のコーヒー豆やパネル展示で紹介。産地直送メニューとして、沖縄県産のコーヒー豆を使ったブレンドコーヒー2種(各税込1,000円)、黒糖を使った「黒糖とパイナップルのムース」(950円)も提供する。10月の週末には、沖縄SVの髙原直泰代表と親交が深いサッカー関係者によるトークショーなど3週連続でスペシャルイベントも予定する。

初日の会見では、ネスレ日本の深谷龍彦社長、沖縄駐在の一色康平氏、沖縄SVの髙原代表、コーヒー農家の又吉拓之氏(又吉コーヒー園)、宮平翼氏(宮平農園)が登壇。深谷社長は「ゼロから始めた取り組みが、コーヒー豆を収穫できるまでに拡大し感慨深い」とこれまでを振り返ると、「この先20~30年かかるかも知れないが、支援を続けることで沖縄県産コーヒーを根付かせ、収穫体験、お土産など商品化を図っていきたい」と意気込みを語った。

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●「ネスカフェ 沖縄コーヒープロジェクト」サイト
https://nestle.jp/home/brands/nescafe/sustainability/okinawa-coffee-project
●スペシャルイベントの申込サイト
・髙原直泰氏トークショー(10月5日)
https://cdc.nestle.jp/quiz/1664981_3061/okinawa-coffee2025-1.html
・HYによる親子で楽しめるワークショップ&インストアライブ(10月11日)
https://hearty.hy-road.net/answers/nescafeworkshop20251011/new
・又吉コーヒー園による沖縄県産コーヒーの焙煎体験(10月19日)
https://cdc.nestle.jp/quiz/1665001_3061/okinawa-coffee2025-2.html

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