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万博出展企業の未来メニューを先取り!大阪の名店も大集合

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未来の食の楽しみ発表会

11の出店者が未来の食にチャレンジ

2025年日本国際博覧会協会は2月4日、ホテルニューオータニ大阪で「未来の食の楽しみ発表会~EXPO FOOD COLLECTION 2025~」と題したメディア発表会を開催。“未来の食を体験できる営業施設”として大阪・関西万博への出展を決めている10社が会場ブースでそれぞれの未来型メニューを披露した。

はるな愛

万博期間中は世界各国から、また地元企業も合わせ約100店舗が自慢の食をアピールする。石毛博行事務総長は「来場者には食を通じて新たな楽しみや発見を体験してほしい」と期待を寄せた。展開されるメニューは持続可能性に配慮した国産食材を使用したものから最新テクノロジーによる新メニューへの挑戦、フードロスに対応した食品など多様な切り口で未来食を提案する。
発表会当日はタレントのはるな愛さんが登壇。試食の感想を食への熱い思いとともに語った。

未来食企業一覧

くら寿司は70の国と地域の代表的メニューを回転ベルトで紹介。サントリーホールディングスは「天然水のかき氷」や飲料の中に3Dアートを描く世界初のマシン・Lidris(リドリス)体験、フルーツのような北海道産トマト「純あま」を使った冷製ポタージュなどを披露。近畿大学とのコラボでは「近大サラブレッド魚と近大マグロの紅白手桶寿司」の看板メニューも紹介。FOOD&LIFE COMPANIESは「スシローが考える寿司屋の未来」として養殖ネタ100%で寿司を提供。陸上で育てたウニや魚のメニューを展開。青木松風庵は「月化粧」と春華堂の「うなぎパイ」とのコラボなど、共同企画を提案した。

白ハト食品工業は万博会場でサツマイモなどの栽培を行い、未来型農業の可能性を示し、サツマイモとリンゴ・イチゴを合わせた2種のパイを展開。同社はサステナブルフードコートにも出店、大阪の名店グルメを世界に発信する。まねき食品はプレミアム感のある「究極のえきそば」や「たけだの穴子めし」を展開しながら店内・外で昭和・未来の画像を最新設備を駆使して表現。ケンミン食品はグルテンフリーにこだわり、ラーメンメニューに昇華させたビーフンを近未来食として提供。竹下製菓はグルテンフリー100%チュロスや植物性アイスを展開。とんかつ乃ぐちは食材のみならず、製法や提供方法にこだわった豚カツを世界へ発信。ニチレイフーズは「スペシャル炒飯」「凍ったまま食べられる今川焼」「アセロラMIXスムージー」をワンプレートで提供。炒飯は自分好みに卵や具材の量、味付けをカスタマイズすることが可能。

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