平成の大改修から20年で記念例祭／兵庫県手延素麺協同組合

今年も新ミス揖保乃糸が誕生

井上猛理事長㊥と、ミス揖保乃糸たち

兵庫県手延素麺協同組合（井上猛理事長）は５月10・11日に、兵庫県たつの市の大神神社（通称：素麺神社）で「大神神社　平成の大改修20周年記念例祭」を開催。

10日の宵宮祭で、兵庫県立龍野北高校デザイン科を今春卒業した藤田真菜さん、藤井梨緒さんが制作した絵馬を奉納。当日の絵馬の除幕式には、制作を担当した藤田さんと教員の香山正博先生が参加した。11日の本宮神事には、組合役員や取引先関係者らが参集し、業界の発展と商売繁盛を祈願した。

神事後には、大神神社近くの揖保乃糸資料館そうめんの里で「ミス揖保乃糸引継ぎ式」を開催。今年のミスに原田佳歩さん（21）、久本来美さん（20）、敏森まなみさん（20）、油谷美咲さん（19）が選ばれた。「若い世代にも広く揖保乃糸の価値・魅力を発信していただきたい」と関係者は語った。

また、ＣＭキャラクターを務める八木莉可子さんのトークイベントや、お笑い芸人インディアンスさんらによるトークステージなども実施。記念例祭の最後に行われた餅まきでは、井上理事長に加え、八木さんや新ミス揖保乃糸らも参加し、大いに盛り上がった。

今期の生産実績は前年比98～99％で着地。需要に対して十分に供給できる体制が整った。今年は高温とＧＷの天候にも恵まれ、スタートは好調だが、今後豪雨、長雨などの影響が懸念材料。最盛期に向け、無料試食イベントや、大手食品メーカーとのコラボ、キャンペーン等の販促プロモーションを展開し、揖保乃糸の価値を訴求していく。