表参道で至福のフルーツ体験を提案
アヲハタは、初のポップアップカフェ「アヲハタフルーツパーラー」を東京・表参道に3月7~13日までオープンする。事業拡大に向け取り組む「フルーツのアヲハタ」の第一弾として、喫茶店運営の「旅する喫茶」とタイアップを図る。
ポップアップカフェは「フルーツとの新たな出会い」をテーマに、プレミアムなスイーツ体験を提案。フルーツスプレッド「まるごと果実」、凍ったままでやわらかい食感の「くちどけフローズンフルーツ」を使い、旅する喫茶がオリジナルクリームソーダ4種(税込800円/提供時間11~15時)、パフェ3種(1,200円/15~18時)に仕立てた。3月9日には予約限定で、イチゴ摘み体験、イチゴのクリームソーダ、パフェが付く「いちごスペシャルセット」(1,500円)を提供する。
山本範雄社長は、2月16日に東京本部(東京都渋谷区)で開いた会見で企画の趣旨を説明。主力事業として展開するフルーツスプレッドは、カテゴリートップとして市場をけん引するが、人口減少など大きな成長は見込めない。そこで新たな需要を取り込もうと、昨年3月に発売したのが「くちどけフローズンフルーツ」シリーズだ。
同シリーズは「いちご」「青りんご」「白桃」をラインアップしており、山本社長は「皮をむくなどの面倒な作業、日持ちしないといったフルーツの課題を払しょくし、新たな需要が期待できる」と胸を張る。コンビニ、量販店で配荷を進めているほか、洋菓子店など業務用にも販路を広げる。ポップアップカフェでのメニューにもふんだんに使い、今後は情報発信力が強い若年層をメインターゲットにマーケティング強化、ラインアップの拡充などで新たな事業の柱に育成する。
「アヲハタフルーツパーラー」サイト
https://www.aohata.co.jp/aohatafruitparlor202403/