素麺の新たな価値を見いだす
「第3回 全国そうめんサミット2023ｉｎ小豆島」が6月3～4日、香川県小豆島で開催される。日本三大素麺産地の小豆島、三輪（奈良県）、播州（兵庫県）の素麺組合が中心に、第１回は16年に播州地区で、第2回は18年に三輪地区で開催。コロナ禍を挟み今回は、小豆島で初めての開催となる。
実行委員会の小豆島手延素麺協同組合・小豆島町・土庄町は、産地ごとの歴史や作り方など素麺の新たな価値を見出すことを目的に、素麺の未来を真剣に考える場として全国の素麺の違いを参加者に味わってもらい、かつ学んで遊べるイベントも多数用意する。
6月3日は「そうめんを学ぶ日―ＳＴＵＤＹ ＤＡＹ―」として、素麺の品質向上を目指す関係者限定の「第１回 全国そうめん鑑評会」を小豆島交流センターで開催する。香川大大学院・地域マネジメント研究科研究科長の原真志教授を司会に、全国乾麺協同組合連合会・木下敬三副会長や日本手延素麺協同組合連合会・井上猛理事長らが日本酒ならぬ素麺の鑑評を行う。また生産者が素麺の新作に挑み100人程度だが、この試作品を食べることも可能。その後、サミット本会の公開討論会が行われる。オリーブ公園のレストランでは「日本三大そうめん食べ比べ」も実施される。
4日は「そうめんと遊ぶ日―ＰＬＡＹ ＤＡＹ―」。同公園イベント広場では定番の流しそうめんや、駐車場では島内外からキッチンカー13台が集結。クレープやかき氷、ピザやスイーツも販売される。もしかしたら素麺とコラボした新メニューに出会えるチャンスがあるかも。
「第3回 全国そうめんサミット2023 in 小豆島」
https://somen-summit-2023.com/
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