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アサヒ飲料、カゴメが健康ショップ/阪急うめだ本店

投稿日:2022年4月11日

独自の強みを全国に発信

阪急うめだ本店に「発酵『CALPIS』PARLOR」が開店

阪急うめだ本店の地下1階では、食品メーカーが同店だけのショップを展開する阪急阪神百貨店のオンリーワン戦略が展開される。4月8日には、第14弾となるアサヒ飲料が「発酵『CALPIS』PARLOR」を新規オープンしたほか、すでに展開しているカゴメも「KAGOME GREENS Catch the Rainbow」に、ジュースバーを新設してリニューアルした(既報)。

発酵の強みでカルピス初のコンセプトショップ

両ショップは、1階からエスカレーターで降りた正面に位置し、イベントスペースを挟む形で展開する。アサヒ飲料は発酵の生み出す〝おいしさ〟を全国各地に発信。ショップでは通年販売する定番メニューとして、カルピスと甘酒・ヨーグルト・もろみ酢を加えた3種を展開(各543円)。さらに日本各地の発酵食品と組み合わせた季節限定メニューも、シーズンごとに2品ずつ展開。

また「『カルピス』ゼリー」と発酵ソース(リンゴ酢&白桃・ヨーグルト&キウイ・発酵豆乳&いちご)のセット販売も行う。振って飲むゼリー飲料に、発酵食材とフルーツを使ったソースの組み合わせ。選ぶソースや振る回数によって異なる味わいや食感が楽しめる。また店頭ではカルピスや発酵について学べる映像コンテンツによる情報発信も行う。カルピスファンは百貨店ユーザーの主力層(50歳代以上)と重なるため、子どもや孫に贈るギフト需要も見込んでいる。

一方、カゴメは、ショップ内にジュースバーを新設し、クラフトスムージーの販売を始める。2020年10月の出店以来、「食べるスムージー」が好評を得ており、今回は店舗面積を約2倍に拡張した。新たにドリンクメニュー3種を展開。スムージーにカットフルーツをトッピングし、濃厚な飲み心地とフルーツの粒感が楽しめる。サイズは野菜使用量2分の1食分、1食分、半日分の3種。リサイクルPETを25%以上使用したカップと100%植物由来ストローを採用。また、オープン時から野菜摂取量の測定機器「ベジチェック」を設置しており、引き続き来店客の野菜摂取の促進を図る。

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