プラットフォーム「街角ステージWeldi」の提供開始
ハウス食品グループ本社は、新規事業キッチンカープラットフォーム「街角ステージWeldi」の正式提供を3月3日から開始した。キッチンカーを通じて、コロナ禍で苦しむ飲食事業者と遊休地を持つスペースオーナーをつなぐ。
「街角ステージweldi(マチカドステージウェルディ)」では、飲食事業者のキッチンカー導入から運営までを総合的にサポートする。同社は2019年9月から事業の可能性について調査検証を実施。平日ランチの時間帯のみの展開にも関わらず、都内8カ所でキッチンカーを設置し、46社の飲食事業者が参画。合計3万5千食を販売した。事業のさらなる成長が見込めることから、ブランド化し正式な提供を開始。22年に月間売上高500万円を目指す。
このフォームではキッチンカーの導入にかかる初期費用を無料化、ニューノーマル時代の新たな飲食業態を促進する。スペースオーナーは、キッチンカー出店場所貸与を通じて遊休地の収益化が可能となる。また、昼食時間帯が集中するオフィス街では〝ランチ難民〟が話題になる一方、リモートワークの影響で自宅でのメニューもマンネリ化が発生。キッチンカーの需要が高まりを見せている。
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